湖西線から北陸本線へと入り、大雨で土砂災害が起きた現地を通過する特急サンダーバード号。
敦賀駅付近では北陸新幹線延伸の為の高架ができていて、自称鉄オタ男子曰く、今回の旅で一番絶景スポットだと話していました。
11日に運行再開となったものの、南今庄駅付近では安全のため徐行運転とのアナウンスが入りました。
川の水の色がまっ茶色であたりの道も茶色。復旧のための工事車両が何台も止まっており、駅には線路点検の作業員の方が見えました。
北陸本線は長いトンネル続きで時速130キロほど出して走行するので、車窓の景色は少しだけ見えましたが、薄暗い中をサーっと通り過ぎた印象。
私は眼鏡の町鯖江を通過する時、眼鏡のモニュメントがいくつかあるのを見つけて、思わず指さして見て!と子どもたちに伝えました。
乗車した特急サンダーバード号は、停車駅が福井と金沢駅のみで12時50分ごろ到着。
予定では11時過ぎの金沢駅着で、駅ビルの中にあるレストランで昼食と思っていましたが、13時前には駅のレストラン街が大混雑となっており、石川県物産館目指してタクシー乗車。
ランチ営業終了間際に寿司駒兼六園店へ。白えび、ブリ、カニ、のどぐろなど日本海の海の幸を味わいました。
石川県物産館の一階には菓子や工芸品の販売、二階は金箔貼りやダルマ絵付け、和菓子作り体験などがあり、コンパクトな造りの建物ながらも、ここ一ヶ所まわるだけで名産品や特産物が見て手に取れるようなつくりになっていました。
物産館裏手の坂道を登る途中には、金箔で有名な箔一のショップ。
念願叶って金箔ソフト
この時、兼六園店の辺りは通り雨が降ってお店にはほとんど人がおらず、その後立ち寄ったひがし茶屋街の店舗は行列ができていました。
兼六園に着くと傘がいらないほど雨が弱くなり、広大な敷地の庭園を散策。ツルツル滑りそうになりながら、石橋を渡り出口を目指します。
また土砂降りの雨になり、兼六園前で乗客を降ろしたばかりのタクシーを見つけ、ひがし茶屋街へ。
ひがし茶屋街は細い路地に古い町家が軒を連ねており、多くの観光客が訪れていました。柳の木の下で着物を着たカップルが写真撮影を楽しんでいたりと賑わっていましたが、足早に通り過ぎて金沢駅までタクシー乗車し、金沢駅前鼓門があるおもてなしドーム内で下車。
雨で濡れないようにとバスロータリー、タクシーロータリーがドーム内に設置されており、慌てて傘をさすことなく、駅構内へと歩いていくことができるつくりでした。
金沢駅のレストラン街でひと休憩しようと入ったのが、
カフェぶとうの森
カタヌキバウムで有名なkatanukiya銀座はぶどうの森グループだと知り、金沢に行く際にはカフェに行ってみたいと思っていました。
洋菓子ぶどうの森のケーキショーケースの中からお好きなケーキを選んでくださいねと、ショートケーキをいただくことに。
金沢での乗り換え待ち時間が2時間ほど短くなってしまい、17時発の北陸新幹線まで約4時間の空き時間に、兼六園とひがし茶屋街エリア2ヶ所にしぼり観光となりました。
JR金沢駅には駅弁屋さんが数軒あり、北陸新幹線の車内で早めの夕食を済ませ、大宮駅から在来線を乗り継ぎ無事帰宅。
帰省兼乗り鉄一泊旅行記はここまで。
小学生男子ですが、宿題の絵の課題に取り組むそうで、乗り鉄旅の数日後には日帰り長野ドライブへ…
北陸新幹線の車窓から見えた橋を間近で見てみたいと、千曲川の河川敷近くまで向かいました。
ようやく絵の課題が仕上がって、夏休み宿題もあともうひと息との事。