2003年、中国西部・タクラマカン砂漠で155体のミイラが発掘された。それほど前の話ではない。砂漠で保存状態はとてもよかった。
興味深いのは、一番古い層である下のほうから・・・
この楼蘭の美女と呼ばれるミイラが出土した。中国で発見されたミイラで最も古い3800年も前のミイラだ。
4000歳に近いお年だというのになんと美しい・・・見入ってしまった。中国人というより北ヨーロッパの女性という感じの顔立ちだ。鷹の羽の飾りが付いたおしゃれなフェルトの白い帽子を被っている。
何故、この女性がコーカソイド(白人)かと思ったかと言うと、落ち窪んだ眼を縁取るフサフサとした睫が完璧に残っているのが確認できるからだ。
東洋人には-特に漢民族にフサフサの睫をもつ物はいない。そしてウェーブのかかった長い髪は赤っぽい茶色だ。
死後座る姿勢で保管された期間があったのか、顎の下がむくんだ跡がある。
実際DNA検査したところ、コーカソイドであることが明らかになった。モンゴロイドの血もいくらか混ざっているようで、初期ユーラシアン混血といえるかもしれない。
3800年前、今の中国・新疆ウイグル地区にはコーカソイドが住んでいたのだ。
中国政府はこのDNA結果に不満を持ったのか、世界中の博物館から展示の許可を求められていて、当時ヨーロッパにあったこの楼蘭の美女をすぐに返してほしいと声明を出した。しかも理由を聞くと、正月休みに入るからとうやむやにされたという。
理由は、現在ウイグル地区を支配している漢民族からみれば、あの辺りに昔白人が住んでいたと騒がれてはますますまずい事になると思ったからだろう。
この発掘現場では他にもこんなミイラの女性が発見されている。このミイラのおさげ髪はブロンドで顔立ちも完全にコーカソイドだ。
こんなイケメン(?)ミイラもある。身長198センチ。これはもっと新しい層から出土した1000年前のミイラ。DNA検査でモンゴル系とコーカソイドの混血である事が明らかになった。
楼蘭の美女は、このような船の形をした木棺の中に埋葬されていた。
こちらが木棺。船にオールまで付いている。しかしここは砂漠のど真ん中だ。
とても興味深い。何故なら昔、北欧のヴァイキングが船を棺にしていた。
ノルウェーに展示されている埋葬船。ヴァイキングはここに遺体を入れて海へ放つ、という埋葬をしていた。なんともロマンチックだ。
これは私説であるが、タクラマカン砂漠に来た白人はヴァイキングと繋がりがあったのではないか。
4000年前、中央アジアにもヴァイキングが住んでいたのかもしれない。現在は中国の新疆ウイグル地区であるが、中国西部には現在もモンゴロイドとコーカソイドの混血と見られる人々がたくさんいる。
以前モンゴルに行ったとき、東洋っぽい顔をしていても眼が青く髪の色が薄い人をよく見かけた。
4000年前タクラマカン砂漠にいた白人の血は、今に受け継がれている事が一目瞭然である。
ヴァイキング時代の埋葬船の話に戻るが、船の舳先にこのようなプーマ(他のネコ科かもしれないが)を船首像としてつけることが多かった。それを見て、
ペルー・チチカカ湖の葦で出来たプーマのボートを思い出した・・。口の開け方が似ている。