パンスペルミアとウイルス進化論 | アセンションへのカウントダウン

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生命の起源は地球外にあるというパンスペルミア説は広く受け入れられている。

マイナス270°の宇宙空間で、仮死状態となって半永久的に漂っている微生物が沢山存在すると考えられるし、それらが隕石と共に地球に落下して生き延びる事がある。それが生命の起源となったという説だ。大気に落下すると高温になるが、高温状態でも生きれる微生物は多数見つかっている。

卵子や精子がマイナス196℃で凍結保存できる事を考えれば、パンスペルミア説は全く不思議ではない。ちなみにスペルミアは精子という意味だ。

流れ星は小さな隕石のようなもので、地上に達する前に大気との摩擦で燃え尽きてしまう。その時隕石の外側は高温になるが、案外中はそれほど高温にならずにぱっと空気中に放り出されて仮死状態から目覚める微生物などがいるのかもしれない。

ウイルスは生命に突然変異を起こさせる事が出来る(ウイルス進化説)。

ウイルスにはものすごく多様な形態があるらしい。
そして宇宙から毎秒のように地球に降り注いでいる。毎年新しいタイプのインフルエンザがあるのもそのためだ。

微生物のように仮死状態で漂っているかと言えばそうとも言えない。何故なら、ウイルスはもともとそれ自体では生きていない。DNAを持たず、RNAのみを持つ。生きた細胞の中に入り込むことが出来、自分のRNAをその細胞(ホスト細胞)に組みこませる事で寄生する。自分の情報(RNA)のみを伝達するという目的を持った不思議な存在だ。

人間の体内にも毎日のようにウイルスが入り込む。多量に入ると身体が異物を排除しようと反応して熱を出す。症状が治まる頃にはウイルスが無くなったわけではなく、すでに自分のRNA情報をホスト細胞(この場合人間)に組み込んでしまったのだ。

その証拠に、人のDNAの8%はウイルスによって組み替えられたジャンクDNAだと言われている。10万以上のウイルスが取り込まれた形跡が確認されている。殆どはジャンクとして親から子へと遺伝するのみだ。しかし、ウイルスが持つsyncytin(エイリアス)という物質は、哺乳類へ進化するきっかけを造った。

卵を生むのではなく、子宮で胎児を育てる事が出来るように進化したのが哺乳類と言える。それは子宮に着床した受精卵が「胎盤」を通して母体から直接栄養を摂取する事が出来るようになったからだが、何とこの胎盤はもともと地球には存在しなかったもので、ウイルス由来のエイリアスという物質である事が判明した。

胎児は母体に寄生して大きくなるともいえるし、その形態がホスト細胞に寄生するウイルスに似ている。妊娠するとつわりが起こるのは、身体が胎児を異物が進入したと捉えるためだ。エイリアスはエイリアンと似た言葉だが、体を突き破って出てくるエイリアン映画はあながちウソではなかった(?)。

ウイルス進化説は正しいと直感している。ダーウィン進化論のように自然選択説だけならば、地球のような生物多様性に富んだ環境を育むのに永遠ともいえる時を要するだろう。

しかしウイルスがホスト細胞に突然変異を起こした結果様々な生物の種に分かれたと考えるならば時間は短縮されるので、地球が46億歳でも成し遂げられるのではないか。これらの進化(突然変異)を促すともいえる多種多様なウイルスがうじゃうじゃと宇宙空間を漂っているのかもしれない。

その惑星の環境(重力の大きさ、気温や水の多さなど)に合わせて、ウイルスは膨大な情報の中から進化パターンを創造するのかもしれない。

そう考えると、遠く離れた宇宙のどこかにある惑星でも、地球と似た環境であれば似たような生物が生息する事になる。

これからは風邪をひく事に対してネガティブに考える必要は無く、"ウイルスによるアップデート"が行われていると考えれば良いのかも。

ウイルスがどのようにして出来たかと言う事は大きな謎だ。まるで神がDNAを操作するために宇宙にばら撒いているようだ。

ウイルスは宇宙に誕生したあらゆる生命の情報を惑星から惑星に伝える「運び屋」の役目をしているのかもしれない。