大河ドラマ「花燃ゆ」第1回吉田松陰が西洋列強の侵略の脅威に・幕府がオランダとだけ交易した理由とは | チャンネルくららブログ
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前回の続きです。
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大河ドラマ「花燃ゆ」第1回で、主人公の吉田寅次郎(のちの松陰)が九州遊学中、長崎出島に逗留するシーンがあります。
そこで西洋列強による東洋侵略の脅威を知ります。

寅次郎が、江戸末期の水戸学者会沢正志斎著『新論』を書き写しているシーンがありました。
『新論』「日本の国体」の優位性と西洋から迫り来る侵略の危機に対する国防の重要性を訴えた書で、尊王攘夷論の精神的支柱の一つになったそうです。

(寅次郎の声)
「西洋は広く世界に威を振るわんと四海に奔走して諸国を蹂躙し我が国を凌駕しようとしている」
「西洋人は始めに通商を求め次にアヘンを売りつけ、更には耶蘇教を伝えて肉体と魂を侵す。西洋人はいずれ日本を・・」


出島で異国の文化に触れるシーン


ところで江戸幕府はなぜ西洋ではオランダとだけ交易したのでしょう?

歴史問題は解決しない/PHP研究所

倉山満著より引用します。

p57
江戸時代の日本は、ポルトガル、スペイン、イングランドとの交易を断って「鎖国」を行い、キリスト教を禁止したとされる。このうちオランダとの抗争に敗れて自ら東アジアを去ったイングランドは除外しよう。残るポルトガルとスペインはカトリックである。
つまり江戸幕府はカトリックを拒絶し、プロテスタントのオランダとは通商を続けているのである。
江戸幕府は決してキリスト教全体を禁止したのではなくカトリックこと「切支丹」を禁止したのである。
カトリックは布教を目的として警戒されたのに対してプロテスタントは貿易に終始した
江戸幕府にとって布教を通じ日本を支配しようとするカトリックは敵として排除する必要があったが、より一層の悪意(注:カトリックとプロテスタントの対立)を抱くプロテスタントのオランダ人は無害だったから、250年の友好が成立しえたのである。(引用ここまで)


日本の歴史教科書にはカトリック史観が入り込んでいます。
「1549年 キリスト教伝来」と習いますが、そのキリスト教とはカソリックのことでありキリスト教全体のことではないのです・・


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