夕刊フジ 2014.9.20号
7-9月のGDP「ひどく悪そう」
財務省も消費税上げに弱気か
(抜粋・引用します)
消費税10%への決断は、11月半ばに出るとされる7-9月のGDP(国内総生産)速報値を見て行われることになっている。
●引き上げ派は、谷垣禎一幹事長、麻生太郎副総理兼財務相、日銀の黒田総裁、小渕優子経産相ら
●慎重派は、菅官房長官を筆頭に、甘利経済産業相、浜田宏一・本田悦朗両内閣官房参与ら
ここへ来て次の情報が永田町に流れた。政府関係者が語った内容とは・・
●7-9の数字がかなり悪そうだ
「財務省がすでにキャッチしている。特に8月が悪い。猛暑があり、大雨があった。消費が一段と冷え込んだ。財務省からは自嘲気味に『4-6よりは良いよ』との声が聞こえてくる。」
●さすがの財務省も弱気になっている。
「消費税引き上げをすべて1年延ばす案を考えた。財務省幹部も先送りを示唆し始めた。それが解散・総選挙の時期に絡む」
●財務省から出たとされる延期案
「今年12月とされる決断時期、来年10月と決まっている引き上げ実施時期をすべて一年延ばす。すると消費税引き上げが絡まないから、来年の解散がやりやすくなる。時期は通常国会後の7-8月が有力視される。これだと、9月の自民党総裁選を実質骨抜きにできる。この案も財務省から出た、と伝えられる。」
●まだ、年内解散も残っている。
「『不人気な政策は体力のあるうちにやれ』とも言う。秋の臨時国会冒頭解散も、依然もう1枚のカードだ。」
4-6月は年率でマイナス7.1%だった。
7-9月期が、「これと比べて良い」とは、かなりひどい数字のようだ。
いずれにせよ、消費税の引き上げと、解散の時期が密接に絡まっている政局が動いている。
(引用ここまで)
同じ紙面の
夕刊フジ 9.19日号「お金は知っている」
産経新聞特別編集記者 田村秀男氏の記事を引用します。
●9月14日、安倍総理はNHKテレビ番組に出演し
「経済がガクッと腰折れしたら思惑通りに税収は上がらない」
と発言しました。
●国の税収は、1997年に消費税を増税して以降、下回り続けています。
消費税が増えても、所得税と法人税が翌年以降、ガクッと落ちるのです。
過去ブログもご覧ください。
★政策コメンテーター委員会の57%が景気は3か月前より改善と回答!しかし結論は誘導されていた!?
http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11926012981.html
★消費税率据え置きで子育て支援3000億円の財源不足? 消費増税で税収減らすより延期で税収増を!!
http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11925386218.html
★ニューヨーク・タイムズも、米格付け会社も消費税引き上げ延期提言!景気悪化は国債格付けにマイナス!
http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11924567381.html
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