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週刊文春 2014.9.4発売号(9.11号)
(吉田調書)スクープに興奮の木村メール
(木村社長の社員宛のメールより)
「地道な取材に裏付けられた朝日新聞が書かなければ永久に世の中に知られることがなかったかもしれない衝撃の事実の連打で、これぞ価値ある第一級のスクープというべきでしょう。(略)「朝日新聞のぶっちぎりの特ダネ」に終わらせることなく、公共財として社会全体で証言を共有できないものか、さまざまな方策を検討してもらいます」
「安倍政権は故吉田氏の上申書をたてに調書内容の開示を拒み、他の新聞は手元に調書資料がないこともあってか、後追いせずにほぼ黙殺。一方で海外の有力メディアは朝日新聞の報道を直ちに転電して世界の多くの人が事実を知る、という倒錯した状況も起きています。」
そのスクープとは・・
■朝日新聞2014.5.20
「政府事故調の吉田調書入手」「所長命令に違反 原発撤退」
大震災の4日後の11年3月15日の朝、第一原発にいた所員の約9割にあたる約650人が吉田所長の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。
しかしその後、産経新聞始め、他紙も「吉田調書」を入手
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
■産経新聞「吉田調書抄録」
(引用します)
吉田氏「そうそう。ですから本店とのやりとりで退避させますよと。放射能が出てくる可能性が高いので一回、2F(福島第2原発)まで退避させようとバスを手配させたんです」
--細野(豪志首相補佐官)さんなりに、危険な状態で撤退ということも(伝えてあったのか)
吉田氏「全員撤退して身を引くということは言っていませんよ。私は残りますし、当然操作する人間は残すけども、関係ない人間は(退避)させますからといっただけです」
--15日午前に2Fに退避した人たちが帰ってくる
吉田氏「本当は私、2Fに行けとは言ってないんですよ。車を用意しておけという話をしたら、伝言した人間は運転手に福島第2に行けという指示をしたんです。私は福島第1の近辺で線量の低いようなところに一回退避して次の指示を待てと言ったつもりなんですが、2Fにいってしまったというんでしようがないなと。2Fに着いたあと、まずGM(グループマネジャー)クラスは帰ってきてということになったわけです」
--所長の頭の中では1F(第1原発)周辺でと
吉田氏「線量が落ち着いたところで一回退避してくれというつもりでいったんですが、考えてみればみんな全面マスクしているわけです。何時間も退避していて死んでしまう。よく考えれば2Fに行ったほうがはるかに正しい」
(引用ここまで)--所長の頭の中では1F(第1原発)周辺でと
吉田氏「線量が落ち着いたところで一回退避してくれというつもりでいったんですが、考えてみればみんな全面マスクしているわけです。何時間も退避していて死んでしまう。よく考えれば2Fに行ったほうがはるかに正しい」
どう読んでも、命令違反で撤退したとは読み取れないのですが・・
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
- ■死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日/PHP研究所
によると
福島第一原発の線量が高くなった。
作業に関係ない東電社員や協力企業の人々に、吉田所長が一旦線量の低い所に退避するよう指示
福島第二原発の体育館に退避(約600人)
しかし時間を経るうち、原子炉への注水活動の人員不足が露呈し始めた
その後人々は徐々に第一原発に戻り始めたそうです。
■朝日新聞OBも「吉田調書スクープ記事」に疑問を呈す
朝日新聞元編集委員・コラムニストの早野透氏は
「他紙に出た吉田調書の詳報を読むと、公平に見て、これを朝日のように「命令違反、原発撤退」と断ずるのは、いささか無理があるように思われる。いったいなぜこういう記事になったのか、いずれ政府がこの吉田調書の公開に踏み切るとのことだから、朝日新聞は正しかったかどうか、しっかり検証してほしい。」と述べています。- ●過去ブログもご覧下さい。
★朝日新聞社内で何が起こっている? 「この国賊が!」と罵倒され、社員からは存続を危惧する声が! - http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11920862404.html
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朝日新聞は「自分たちがニュースを作り出している」と自負があるようですが、それは捏造、世論誘導をしてもいいという意味ではありません・・