

毎日新聞 2014.7.30
政府は、内閣人事局が一元的に管理する事務次官、局長人事の大枠を7月4日と18日の2回の閣議で決定することで調整に入った。第1弾の4日には財務省人事を決定する。安倍内閣は政治主導を重視しており、法人実効税率の引き下げなど重点政策をにらみ、省庁間の交流人事をどこまで拡大するかが注目される。
5月に発足した内閣人事局は、加藤勝信内閣人事局長(官房副長官)の下で審議官以上(約600人)の適格性審査や候補者名簿の作成を行い、安倍晋三首相の意向を踏まえて人事を決定する。7月4日は財務省のほか経済産業省や内閣府が対象となる見通し。さらに18日に総務省や国土交通省、文部科学省などの人事を決定する。閣議の対象は局長級以上の約200のポストとなる。
●昨日のブログで書いた内容が、本日発売の週刊現代7.12号にも掲載されています

昨日のブログ☆消費税増税は15%も想定内?財務省官僚のメディア・コントロールと今後の政局をかしわもちさん語る!http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11886342883.html

そこどけ!財務省「花の54年組」4人衆のお通りだ
~記事より引用します。
■アベノミクスに陰りが見え始めた。政府は「骨太の方針」を発表したがマーケットの反応は薄い。一方来年にはさらなる増税が国民を襲う。
■麻生大臣も籠絡済み
その願いどおり、公共事業の積み増しや整備新幹線の前倒しなどに予算を振り分けることで恭順の意を示し、すっかり籠絡しているという。
■見せかけの景気回復を演出し増税につなげようとしている
■すべては財務省のために
こうした路線を永田町からバックアップするのが内閣人事局の初代局長に就任した自民党代議士の加藤勝信氏。(こちらも同期’79年組

・・(官僚の「消費増税8%は必要」シナリオに基づいた形だけの会議 by片岡剛士さん

■財務官僚の特徴は自分が生き延びることよりも組織が生き延びることに重点を置くこと。
「だから天下り先も含めて人材をきちんと配置していくんです。元事務次官の丹呉泰健さんもJTの会長に収まったし、勝栄二郎さんはその丹呉さんに代わって読売新聞の監査役になり、真砂靖さんは日本テレビの社外取締役に。いつの間にか新聞と電波というメディアの中枢を抑えているんです。」(ジャーナリスト後藤謙次氏)
より詳しい記事は週刊現代7.12号をお読み下さい

●デフレ脱却前に消費増税は本当に必要なの

元財務官僚で小泉政権時には内閣参事官を務めた高橋洋一さんは
「金融政策によって2年後にはデフレ脱却、経済成長が達成できる。その1年後には、基礎的財政収支が改善して、財政再建への道も開ける。」としています。
ダイヤモンド・オンライン消費税増税せずとも財政再建はできる――嘉悦大学教授 高橋洋一http://diamond.jp/articles/-/41574
●名目GDP成長率と翌年の基礎収支は強い相関がある
⇒経済が成長すれば財政再建できる・・(国の借金が減る

ようやくデフレ脱却が見え始めた時期に、8%増税とさらなる二段階増税で景気回復の足を引っ張らないで欲しいものです・・週刊現代の記事には次期財務事務次官とされる香川俊介さんの「あんまいいじめないでくださいよ(笑)」という、記者に対するコメントが掲載されています。
引き続き財務省人事に注目です
引き続き財務省人事に注目です

●過去ブログもぜひお読み下さい。
☆消費増税を操る「財務省7人のワルをご存じか」週刊現代4/26号に木下康司財務事務次官様のご尊顔がhttp://ameblo.jp/channelcrara/entry-11822900326.html☆財務省と歴代総理との「権力構造」を知らずには強い日本を取り戻し憲法改正・自衛隊の強化もできませんhttp://ameblo.jp/channelcrara/entry-11849788948.html☆渡辺喜美氏代表辞任「裏金疑惑」浮上の裏に財務省・国税庁の存在?「財務省よ大蔵省の伝統を思い出せ」http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11817558099.html
☆消費増税はなぜ延期できなかったのか。反対メディアには国税庁が報復的税務調査に入るって本当?http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11810101418.html
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消費税増税を悲願とする財務省と、増税で景気悪化し政権転覆という事態だけは回避したい歴代総理。その壮絶な権力闘争はこちらでお読み頂けます。

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