渡辺喜美氏代表辞任「裏金疑惑」浮上の裏に財務省・国税庁の存在?「財務省よ大蔵省の伝統を思い出せ」 | チャンネルくららブログ
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4月に17年ぶりに消費増税を施行にこぎつけた
財務省ですが、次の目標は2015年10月に10%への引き上げです今年7~9月の経済指標を見て、年末に安倍総理が判断すると言われています。

デフレ脱却を何が何でも達成したい安倍総理増税を「予定通り」施行したい財務省事務次官木下康司氏との攻防が国民の目に見えないところで繰り広げられていると思われます。

みんなの党の渡辺喜美代表は7日記者会見し、化粧品大手ディーエイチシー(DHC東京)の吉田嘉明会長から計8億円を借りた問題で「党の支持者や議員、関係者に迷惑をかけた」として代表の辞任を表明した。
asahi.com 2014.4.7

みんなの党党首辞任という決断を迫られた
渡辺喜美氏ですが、実は昨年11月頃安倍政権との連立の噂がありました。
現在連立を組む公明党が反対する「集団的自衛権の解釈変更」や「日銀法改正」などに関し安倍総理を支える「第三局」になるのではと大いに期待していたのですが・・

ここへきての急な裏金問題の浮上には、当ブログでも何度か取り上げた
財務省歴代最強とも言われる大事務次官木下康司様の影響力が発揮されたかも知れません・・


実は、この問題の背景には「財務省・国税庁の存在があるのではないか」と永田町周辺では囁かれ始めているのだ。
渡辺氏にお金を貸したとされるのが、化粧品やサプリメント大手のディーエイチシー(DHC)創業者で現会長の吉田嘉明氏。いったんは渡辺氏の政治理念に共鳴し、8億円もの資金を提供しておきながら、なぜ、今になって週刊誌で手記を暴露するのか。
永田町情勢に精通しているある記者はこう解説する。
「創業者利益で莫大な資産を持つ吉田氏は、金の使途などが常に国税当局から目を付けられているため、8億円の使途を明らかにする必要に迫られた。これが世間に明らかにされれば、捜査当局も政治資金規正法などでの立件が視野に入り、渡辺氏は窮地に陥る。公務員改革を主張する渡辺氏は財務省とっては邪魔な存在なので、渡辺氏の政治家としての影響力が削がれれば、これほどありがたいことはないという構図です。おそらく財務省の外局である国税当局が吉田氏をつついて、この問題が暴露されたのでしょう
みんなの党が分裂した際に渡辺氏は安倍政権にすり寄り、連立政権を組んであわよくば内閣改造で大臣ポストを射止めようとしたのも、「閣内に入れば、自身の政治信条のひとつである公務員改革が推進できやすくなることに加え、財務省への発言力が増すと考えたから」(同記者)と見られている。しかし、財務省や国税庁は、それは絶対に受け入れ難かった。安倍政権になり、ばらまき予算と天下り黙認で息を吹き返した霞が関のキャリア官僚が、「その流れを渡辺ごときに潰されてたまるか」と考えても不思議ではない。だから、吉田氏を使って渡辺氏の政治生命を断とうと狙ったのではないかというのだ。
Business Journal 2014.3.28

確証はありませんが、各方面から聞こえる話を総合するとかなり有力な情報ではありそうです・・

参考;消費増税はなぜ延期できなかったのか。反対メディアには国税庁が報復的税務調査に入るって本当

http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11810101418.html

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Amazon.co.jpによると

かつての大蔵省の伝統は平時の増税はしてはならないということだったそうです。

大蔵省には自分たちが国家経済を背負っているのだという伝統的気概があった
大蔵省と言えば日本でもっとも愛国心の強い官庁でした。しかし今の財務官僚たかだか40年の歴史を大蔵省の伝統と思いこんでいる。「いついかなるときも増税するのがわが省の使命だ」とばかりに自分たちの小さな省益や局益を国益だと勘違いしているのです。

明治時代の大蔵省出身の政治家若槻禮次郎
山縣有朋から伝えられた言葉を回顧録に残しています。
日本は貧乏な国である。いざ戦争となれば増税をしなければならず、外国から借金もしなければいけない。したがって平時は健全財政を行うこと。でなければ国民は戦争についていけず、外国もカネを貸してくれない。」
事実
日露戦争では大増税が行われました。当時の参政権は「納税額10円以上の男子」に限られていたのですが、大正期に参政権の条件を「10円から3円」に引き下げた時よりも有権者が増えたそうです。
日露戦争は国家の存亡をかけた戦争でした。
増税とは本来そこまで追い込まれて実行するものなのです。

若槻禮次郎


5月27日早朝、バルチック艦隊との決戦に出撃する連合艦隊(「朝日」艦上より)

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