アカでさえない馬鹿なカリスマ教科書「山川日本史」の罪は重要なことが書かれていないこと! | チャンネルくららブログ

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ヒカルランド主催『常識から疑え! 山川日本史』刊行記念日本史セミナー
3.29「世界史の中で日本史を学ぶ」講演会はたくさんの方にご来場頂きました。
学校教員の方、中学生、高校生のご子息と地方からご来場下さったご家族もいらして、終了後の懇親会でも多数のご質問を頂き、大盛況でした。
ファンの方から似顔絵も頂戴しました。

山川教科書の罪
嘘を書いていることではありません。重大な本当のことを書かないことなのです。歴史の教養なくして世界の中で自国がどんな立場に置かれているかを知ることはできません。それは世界のなかでどうやって自国がサバイバルしていくかを考えることができないという、大変恐ろしいことなのです。


ハル・ノートの文面を書いたのはソ連のスパイ
日本はなぜアメリカと戦争をしたのでしょうか。
アメリカはほとんど関係のない中国問題に口をだしてきました。いつ捨てても惜しくないフィリピン以外、東洋に権益を持っていない国なのに、です。
そもそもフランクリン・ルーズベルト大統領は、1940年の三選をかけた大統領選にあたり、選挙公約で「参戦せず」と訴えています。当時のアメリカの世論は「第一次世界大戦にアメリカが参戦したのは間違いであった」という反戦論が主流だったからです。
ところが、ルーズベルトは選挙戦に勝利した翌年には早くも論調を一変させます。
「民主主義の敵であるドイツ、イタリア、日本をやっつけろ」という姿勢に出たのです。


ヤルタ会談(密約)でのチャーチル・ルーズベルト・スターリン

アメリカの挑発の最たるものが、ハル・ノートです。
ハル・ノートの内容は「日本は中国から撤退せよ、満洲事変以降に日本がしたことは認めない」という完全な挑発です。
アメリカが「ハワイをカメハメハ王朝に返せ」「アメリカ大陸を先住民に返せ」と言われたら黙っているでしょうか。ハル・ノートの内容はその位無茶なものでした。
ハル国務長官の名前がついていますが、ハル・ノートの文面を実際に起草したのは、ルーズベルト政権の財務次官補だったハリー・デクスター・ホワイトという官僚です。戦後判明したことですが、ホワイトはソ連のスパイでした。

ブレトン・ウッズ協定でのハリー・ホワイト(左)。ケインズ と

なかったことにされるゾルゲ事件
実はソ連のスパイが入り込んでいたのは日本側も同じでした。
山川日本史の記述の中ではまったく触れられていませんが1941年にはある大事件が起きています。
10月14日近衛(当時の内閣総理大臣)側近で朝日新聞記者だった尾崎秀実がスパイ容疑で逮捕されたのです。


尾崎秀実 裁判を経て死刑


尾崎は支那事変に関して最も強硬な主戦論を唱え「暴支膺懲」の世論を盛り上げた立役者です。その尾崎が、なんとソ連のスパイだったわけです。
「コミンテルン」(1919年から1943年まで存在した、共産主義政党による国際組織)とさえ書けない山川日本史ですから、このゾルゲ事件について書けないのも納得でしょう。

日米それぞれの政府の中でソ連のスパイが暗躍
日米が戦争をして得をするのはどの国でしょうか。言うまでもなくソ連です。満洲で対峙していたソ連こそが日本の本来の敵だったはずですが、日本は支那事変に深入りした挙句、わざわざ太平洋の向こうのアメリカと戦争を始めてくれるのですから、スターリン(ソ連の指導者)にとってはこれほど都合のいいことはありません。
まんまとこの工作に乗って日米は真珠湾を攻撃してしまったのです。

スパイと言っただけで「陰謀論者扱い」される。日本の歴史学会では近現代史の謎は解けないのです。

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