宮脇淳子先生特別歴史講座『歴史とは何か』第2回歴史のある文明とない文明レジュメ紹介続き② | チャンネルくららブログ
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前回の続きです。
宮脇淳子先生特別歴史講座『歴史とは何か』第2回歴史のある文明とない文明レジュメを一部紹介します!

http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11852851928.html

いよいよ来週5/24(土)開催の宮脇淳子先生歴史講座
(ハーバード大学現教授がまるごとコピーして帰ったという)レジュメの続き・・

4 歴史のある文明その2. 司馬遷に始まるシナ文明の歴史観は「正統」の観念
前漢の武帝に仕えた太史令(宮廷占星術師長)の司馬遷は、最初の「天子」とされる黄帝以下五人の神話上の君主から、武帝の治世までを物語った。

司馬遷(BC145/135年? – BC87/86年?)


黄帝(BC2510年~BC2448年)司馬遷により記された神話上の君主「五帝」のうちの一人

「史」は「中(木簡を束ねた帳簿)」を「又(右手)」で持つ形で「帳簿係」。記録する役人を「史官」と言った。

漢簡(漢代の木簡)

皇帝が「天下」(世界)を統治する権限は「天命」(最高神の命令)によって与えられたもので、この天命が伝わる順序が「正統」と呼ばれる。(続く)


前漢の武帝(BC141年 - BC87年)


前漢の領域


5 歴史のない文明その1 インド:輪廻・転生という思想

インドには古い時代から都市生活があり、文字の記録もあって、商業、工業、その他の産業が盛んだった。
それにもかかわらず、歴史という文化はイスラム文明がインドに入ってくるまでなかった。それはなぜかというと、インド文明に特有な輪廻の思想のためである。
衆生(生物)には、天(神々)、阿修羅(悪魔)、人間、畜生(動物)、餓鬼(幽霊)、地獄の六種類がある。
来世でどんな種類の生物に生まれ変わるかは、今生でどんな行為(業)を積んだかによって決まる。
(続く)


「六道輪廻図」中華人民共和国西蔵自治区ラサ市のセラ寺


次回に続くつづく



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http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11846510611.html
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