ユダヤ人を救った動物園 | 博多の女は気が強か〜!!
お久しぶりの更新です、こんばんは〜!

そして私ごとではありますが
この期間で24歳にレベルアップしました◎

当日は沢山の人に祝ってもらい
沢山の人にコトバを掛けて頂きました(*´ω`*)
本当にありがとうございます!!

24歳は人として、女優としても
勝負の年となると思うので頑張って
生きたいと思います!!






今日は夕方からオーディションで
それまではOFFだったので
ずっと観たかった映画を観てきました!

#ユダヤ人を救った動物園


これは第二次世界大戦中に
ワルシャワ・ゲットーへ送り込まれた
ユダヤ人を、ポーランド人である
アントニーナとその旦那であるヤンが
自身の経営している動物園に匿い
300人近くのユダヤ人の命を救った
実話に基づくお話です。


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少々ネタバレになるのですが


物語りはポーランドの平和な日常から始まり
そこからドイツ、ソ連軍が侵略してき
第二次世界大戦が勃発する所から始まります。

そんな中で空襲を受ける動物園。
人間の食料の為に射殺される動物たち。
希少な動物たちだけ救われ
その他は人間の食べ物、剥製にされる。
そんな描写が描かれていました。

人間の愚かな行為によって奪われて行く命たち。

どうしようもない怒りを覚えました。




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私が初めて、板の上に立った作品は
2012年、劇団ひまわり主催の
「コルチャック先生と子どもたち」
という、これもまたワルシャワ・ゲットーに
強制搬送されたユダヤ人を救おうとした人間の
史実に基づく物語りでした。


この作品の中で、私が与えられた役のセリフを思い出しました。

“ユダヤ人の、何がいけないのですか?”

当時はセリフを喋れなければいけない
という変な使命を感じ、平然とこのセリフを
喋っていたのですが、今思い返すと
本当に一言では表せられない想いの募った
セリフだった事を実感しました。


そんなコルチャック先生も作中に勿論登場し
彼はアントニーナが救う事の出来なかった
ユダヤ人の子供達とアウシュヴィッツにある
強制収容所へ向かう汽車へと乗り込んで行きました。

まだ自分でハシゴを登れないほどの子供から
ご老人、沢山の人をまるで荷物のように
ギュウギュウに載せた汽車にさえ怒りを覚えました。真っ赤な汽車。






この作品は12月15日に公開されたばかり。
なのに、今日観に行った映画館には
10名ほどのお客様しかいないことに
私はとても残念な気持ちになりました。

愛する人が病気で亡くなる話
誰とも分からない人を笑わせる為の話
こんなのあったらいいな、の話

もちろんそれらも大切。
大切なんだけど、過去の人間が犯した歴史を
知るということ。それは今を生きている人たちに
もっと大事な気がします。

だから、ほんとうに
この作品がもっともっと沢山の人に
届いたらいいな、と思います。

久しぶりのブログが鑑賞感想ですみません!

でも、本当に見て頂きたい
そう思う作品でした。

ユダヤ人を救った動物園

ぜひ!