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ドイツ暮らしの情報

ドイツで音楽の仕事などしてる大阪人です。

生活や音楽や、
海外に興味のある方に向けての情報、またはただの呟きに付き合って下さる方との繋がりを求めて、こちらでの暮らしの様子を綴ります。

秋に完全帰国をした懐かしのY友人が、昨日まで10日間ほどミュンヘンに舞い戻ってきておりました

そして彼女が旅立つ前にと、
一昨日は共通のお知り合いに会って
たくさん元気をもらいました



いつもたくさんお世話になっているマダムにも2人でお会いできて、私たちが普段立ち止まりもしないような…とっても素敵レストランでランチをご馳走になりました




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PageouというFünf Höfenにあるレストラン。。とっっても美味しくて、マダムも相変わらず素敵なお方で、幸せいっぱいのひとときでした!!



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思い出しただけでヨダレが出そう!!
写真は思い出して撮ったものだけですが、
お店のお料理からもたくさんの元気を頂きました

マダムにはいつも感謝しかないです…
私も音楽で素敵なひとときをプレゼントすべく、精進いたします!


ちなみにお店のホームページは→こちらです




他にもたくさんの人たちと会っておしゃべりして、久しぶりに会う人たちと団欒できるって幸せだな〜としみじみしました。

Y友人がミュンヘンにいた時に繋げてくれたたくさんのご縁に改めて感謝しかありませんでした





みんながすごく有り難い存在で
大好きだなぁと思って


日本とドイツの素敵な知り合いたちが、もっと素敵な輪を広げられたら…
と、共通の目標もできました!

空港でのお見送りはちょっと寂しかったけど、今後もお世話になるだろう



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空港っていつ来てもエネルギッシュで、パワーをもらえます。


胸に刻む為に写メを撮った直後、
同門のR姉さんに会ってびっくりし(びっくりさせ)ました

ミュンヘンって意外と狭いんだね!笑




素敵な人たちにエネルギーもらったから、しばらく停滞気味だったけどまたスイッチが入りましたー!!


一つずつ、クリアしていきます!
小林麻央さんのまねっこ(*^^*)


昨日は久しぶりの、

チェロとのデュオコンサートでした!


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一年ぶりに帰ってきました。
(写真撮り忘れたので去年のものです)




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昨日施設に貼っていただいていたチラシ。


プログラムも撮り忘れましたが、 
50分でこんな感じです。


一曲目はベートーヴェンのチェロソナタ3番。
やっぱりドイツのお客様、というべきか、いつも安定感のある良い反応があります。
全楽章通すとなかなかのバイタリティが必要です。コーダも長いし。でもやっぱりいい曲…


2曲目のシューベルト、アルペジョーネも前回別のコンサートで喜ばれたものなので自信あったんですが(というか彼の十八番?)、

ホールのピアノの調律がかなり狂っており、チェロ奏者にとっては非常に辛そうでした。こればっかりはどうしようもない>_<


施設によるとデジタルピアノでコンサートする時もありますが、調律が狂っているグランドピアノと、デジタルでも調律が狂ってないピアノとなると、、
果たしてどっちがいいのか⁈
と思ってしまいましたが。

LMNのコンサートは奨学生として演奏機会を頂き、コンサートごとにアンケート用紙に答えて提出すると少し出演料を頂くシステムなのです。

なので今回は調律のことも書いておこう。次の音楽家の為にも♪


ソロなら古楽器演奏風でいいんでしょうけれども、楽器とする時は難しいですよね。



その後はブラームスのソナタ2番、緩徐楽章。
後期の安らかで非常に美しい世界感で、個人的にむっちゃ好きです。
ただやっぱりご高齢の方々にとっては古典や、比較的少ない音で乗りやすいメロディが好まれるように思いました。


締めの曲はポッパーのハンガリー狂詩曲。

これはもぉ何回弾いたかわかれへんわ!
ってくらい弾いておりますが、分かりやすい構成と華やかさで喜ばれるレパートリーです。




終演後、私たちを覚えてくれていたおば様から、

本当に呼吸がぴったりね!!あなたたち、結婚してるの!?っと言われ、笑いました。いえ、してません。

でも3年もやってるとあ・うんの呼吸的な安心感があるもので、3年前に比べると成長したんやろうか〜と思います。




あと、前回と髪型が変わったことを
あるおばあちゃまに指摘されました。

おばあちゃん、目の付け所がするどい!笑

今はショートなんですが、
去年のロングより今の髪型の方が絶対いいわ!
との、強い支持を頂きました。
大変心強いです。丁度伸ばすか切るか迷っていたところで。←




そんな珍コメントも頂きつつ、嬉しいお言葉をたくさん頂いて、お小遣いも頂いてしまい…なんだか私たちも元気が出るコンサートでした(*^^*)


現代音楽とクラシックコンサートが立て続けの二日間でしたが、
クラシック音楽にはやはり心が癒されます〜








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自然の力にもたくさん癒されました♡






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4つも歳下やけど、頼もしいヨハネス。
いつもありがとう!

おとといは現代音楽ばかりを集めた

アンサンブルコンサートでした!!




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かなり長いこと
近況報告的なブログを書いていないですが。。



去年秋から在籍している課程で、
このプロジェクトは3度目。


毎度ミュンヘン音大の作曲課程で勉強する学生や卒業された作曲家の
書き下ろしほやほや作品から、

すでに出版されている現代音楽作品等々を
取り扱っているバライティーに富んだプロジェクトです。



今回私が弾いたのは2曲。



Galina Ustvolskaya (1919-2006)

Komposition nr.1 – "dona nobis pacem"Trio Klavier 

作曲 1番?と訳せばいいのかな。

チューバとピッコロとのトリオという現代音楽にしか出てこんやろう組み合わせで。

私は拳で弾く、とか 手の縁で弾く(つまりチョップですね)、とか、手の平と指全部使って弾く!とかの指示通り弾いて、

チューバの音量にも負けない掛け合いはできたかと思いますが、

昨日は腕がだる〜くなりました。




Tom Smith (*1988)
Concertino im Kopf

頭の中のコンチェルティーノ、というピアノコンチェルティーノです。

編成はピアノ、チェリスタ、アコーディオン2台、ギター、フルート、クラリネット、ファゴット、トロンボーン、チューバ、パーカッション。ちなみに今回が初演。


作曲家のトム・スミスさんは、テノール歌手兼オルガニスト兼ピア二スト兼作曲家という多才なお方…で、更に、むっちゃ優しいお方でした(O_O)✨


細部までハーモニーの美しい作品で、彼の色彩感覚をたくさん楽しめた作品でした。

こちらは演奏するのがかなり難しくて、この2〜3日は弾きこみました。

本番の後は楽器の方々と指揮者の先生に好評を頂いて、ホッとしました。

現代音楽の経験もヨチヨチ歩きの少しずつですが、確実に増えてきています。


現代音楽はこう、という縛りや括りが出来ない分野だからこそ、

ただその作品と向き合うことでしか見えてこない発見があって、いつも刺激的です。



それにしても、吹雪の中、現代音楽を聴きに来てくださって、温かい拍手を送ってくださった観客の皆様に本当に感謝でした(*^^*)