こんにちは!フルーションの藤江です。
今日は、昨日の続き「本当のテニスの打ち方、正しい身体の使い方」をお伝えします!
まずほとんどのスポーツで大切なこと、それは利き腕と反対側の手の動きです![]()
テニスであれば、ラケットを持っていない手、腕の使い方です。
あまり意識されたことがないかもしれませんが、実はかなり重要なポイントなのです。
例えば、野球のピッチャーの投球フォームを思い浮かべてください。
ボールを早く投げたいからといって、利き腕(右腕)だけをおもいっきり振ってボールを投げている人は誰もいないですよね。
必ずボールを持っていない方の腕を、前に大きく突き出し、投げる瞬間に自分に引き寄せて(腕を素早くたたんで)ボールを投げています。
空手の「かた」をイメージしてください。
構えは左腕を前に突き出し、右手は腰の位置。そこから左腕を素早く自分の身体に引き付けると同時に、右腕でパンチを突き出しますよね。
このように、左右のバランスをうまく使えているからこそ、早い投球、早いパンチが打てるのです。
テニスの場合はどうでしょうか?![]()
フォアハンドの場合、右手だけを使ってラケットをスイングしていませんか?
サーブの場合、右手だけでラケットを振りおろしていませんか?
本当のフォアハンドは、左手、左腕をメインに使って打つショットです。
左腕の正しい動かし方ができて、初めて身体も効率よく回転し速い球が打てるのです。
早いサーブを打つためには、左手でトスをあげた後、天に向かって左手を突き出します。
そしてボールを打つ瞬間に素早く、天をつかむように左腕を引き下ろします(胸の前で抱えるようにします)。
そうすることによって、力を入れなくても自然と右腕が出てきて、安定したフォーム、速い球も打てるようになるのです![]()
大切なのはラケットを持っていない、利き腕と反対側の手だということを、なんとなくでも理解して頂けたでしょうか?
明日はいよいよ、ストロークの具体的な腕の使い方、身体を上手に回転させて打つ方法をお伝えしたいと思います。

