こんにちは。キャリアコンサルタントのこまちです。
今日、美容院に行ったんです。
3か月ぶりかな?
けっこう短めに切ってもらって、すっきりしました。
そして、その美容院で流れていたラジオで、ちょっと思った事があります。
17歳のリスナーからの悩み相談。
"どうやって進路を決めたらいいか分からない"というものでした。
なりたい職業もないし、得意な事もわからないし、
就活しようにも、どうやってなりたいものを決めたらよいのかわからない...
という悩みでした。
それを受けてラジオパーソナリティの方は、
"私も、アナウンサーになりたいなんて思っていなかったけど、
あるイベントで司会をした後、大学の教授から褒めていただいたことがきっかけで、この道を志しました。だから、真面目に前向きに生きていれば、絶対に決まるから大丈夫。自分ではわからないけど、自分の良さって周りの人が知っていたりするよ"というものでした。
これも、一理あり!と思います。
では、私がキャリコンとしてもしこのように相談を受け、
親しい誰かから上の様なアドバイスを受けたという高校生や大学生が来談したとしましょう。
自分のやりたいことが分からない、得意な事も分からない、、、と言われたら、
①自分でわからなかったら、親しい誰かに聞いてみる
②診断ツールを使って、そこから自己理解をしていく
③逆に、やりたくない事を考える
ということです。
①今日のラジオパーソナリティの方の仰る通り、自分には見えていない景色が他人からは見えていることがあります。逆に、他人は知らない自分...というのもあります。
これは「ジョハリの窓」と言って、お友達と集まってできるWeb診断ツールもあったりします。
②診断ツールは、職業に対する理解や適性を図るものなど、種類はいくつか存在します。
私もそうですが、自己診断ツールって、手軽に自分のことが分かって楽しい!と思う方が多くいる一方、その結果だけで自分を判断しない事が重要です!アセスメントツールを使ったら、その診断を元に、それについてどう思い考えるか。自分の軸を探るために行うものと思ってください。私もキャリアインサイトを実施することがありますが、結果の枠に自分をはめてしまわないように十分に説明し、結果に対するカウンセリングに重点を当てるようにしています。
③どうしても前向きになれない方もいらっしゃいます。
製造メーカー系はこれはいいけど、これは嫌。金融系はこれはいいけど、これは嫌だし、やりたい仕事なんて無い...等と、全部を合格点にすることはなかなか難しく、現実問題、好きな部分だけを仕事にするのはなかなか難しい事だと思います。
私は若いうちにサポートを受けながらいろいろ経験させてもらい、成長していくことを推しますが、安定を望む方も多くいらっしゃいますので、背中を押すばかりがその方のためにはならないということもあると思っています。
ではどうするか。
自分にとって嫌な仕事、嫌な環境を列挙して、原点方式にします。
まずはこうして、「あぁ、これって、こうゆう感じなんだな」という目安をもてるようになると、自分の視野が広がったり、今まで見ていた景色が違って見えてきたりします。
そこから、嫌だと思っていたけど、このくらいはOKかな…とか、
いや、これは絶対にやりたくない!という確信へと変わる経験ができるようになります。
若しくは、自分に足りない事が見えてきて、今後のご自身の目標が立てられることも出てきます。
先ずは、自分を知る事。
自分を正しく知る事だと思います。
皆さんはいかがでしょうか?
ではまた。