こんにちは。和咲良です。
今日の神戸はまだ肌寒かったです。
駅前の花壇には、春の日差しを待っているかわいいチューリップたちが可憐に風にゆれていました。
さて、今日のタイトルにある、「無限の樹形図」。
この言葉をご存じの方は多いのではないでしょうか?
私は昨日友人に教えてもらったばかりなんですが、聞いたときに、なんて暖かくて勇気をくれる言葉だろうと思いました。
「最上の名医」というドラマの中でのセリフだということでした。
「子どもは、ひとりひとりが無限の樹形図だから助けなくてはいけない。」というのが、主人公の医師の考え方。
一人の医師が一生に診れる患者の数は限られているけれど、目の前の子供が健康になり、幸せになれば、その家族も周りの人にも幸せが広がる。
そして、地面に根を張り大きく育つ木のように、その子もやがて成長し、大人になる。
その生きる活動の中で、たくさんの人が幸せになっていく。
ただ一人の命を救うことはもちろん尊いことだけれど、人はお互いにつながり影響を与え合って生きるという宇宙の法則からみれば、救ったのは一人ではないということですよね。
そして、対象が子供であろうと大人であろうと同じことが言えます。
目の前の人を幸せにすることが、多くの人の幸せにつながるのです。
たとえば、美容師さんが目の前のお客さんをきれいにすることで、その人がいい気分で帰ったことで、家族と幸せな時間を過ごせて、そうすることで、心が癒されたその家の子供たちが、本当はちょっと学校で嫌なことがあってしょんぼりしていたとしても、また次の日元気に学校に行けたり・・。
そうやって、喜びの連鎖が広がっていく無限の樹形図を描いていくことは、私たちの人生そもの。
難しく考えなくても、まずは目の前の人に喜びを提供するたけで、社会にその幸せが無限に広がっていく。社会貢献できる。
そう考えると、私たちの愛から生まれた行動に、何一つ、不十分だとか、無駄なことはないのですね。
あなたの日々の仕事も、人に親切にしたことも、優しい言葉も、ひとつひとつが無限の樹形図の枝葉になり広がっていく。
そういう意識で、自分を見直してみたら、とてもステキな人生に思えてきませんか?
みんなつながっていて、やっぱり、宇宙は愛と感謝に満ちている
改めてそう感じさせてくれた言葉でした。


人間関係 ブログランキングへ