今日は
誰かにいわれることばや反応は
自分のこころを見せてくれている
つまり自分のこころの投影である
という話をしたいと思います。
先日、こんな話をお聞きしました。
ある40代の女性Aさん
彼女は専業主婦です。
こどもも大きくなり、社会で働きたい
そう思っています。
でも、仕事を見つけてくると
いつもご主人に反対されます。
彼女は英語ができるので
「英会話スクールの先生になりたい」
と思いました。
その話をするとご主人は
「長い間英語を使っていないのにそんなの無理だよ」と
反対します。
他にも、せっかく決まったアルバイトもあるのですが、
「きみには向かないからやめておいた方がいい」
「時間が長くて大変なんじゃない?」
など
何かしようとしてもいつもご主人が反対をしてきて
1年たっても彼女は未だに社会に出て働けません。
では、ここで
相手のことばや反応は自分のこころの投影である
という観点から見ると
Aさんの今の現状は、どのようなAさんのこころが
投影されていると考えられるでしょうか❔
そうですね
実は自分にダメだしをしていたのは
Aさん自身の潜在意識だったんです。
Aさんの潜在意識の中にあったのは
・社会に出て行くことへの恐れ
・仕事に対する自信のなさ
・不安
それがご主人の反対という現実を創りだし
そして、結果的に自分自身が社会に出ていけない
という現状を創っていたんです。
もしかしたらAさんは
お母さんが仕事をしてとても大変そうにしていたのを見て
こどもの頃に
「ああ、自分も仕事をしたらあんなふうになってしまうんだ」と思ったのかもしれない。
そうすると、Aさんの潜在意識に
仕事をすること=とても大変なこと
と入ってしまい
そして、自分から仕事ができないような現実を
どんどんAさん自身の潜在意識が創りだしてしまう
というわけです。
逆にいうと自分の潜在意識が変わると
相手から聞くことば
つまり、ご主人から発せられることばも変わる可能性が大いにあるということですね。
ですから、もしあなたのまわりに
あなたに対して何か嫌なことを言ってくるような人がいたとしても
それはそのことばの中に、あなたの潜在意識中にある不安や恐れが表しています。
自分の本当の気持ちを見つけるヒントだと思って
一度考えてみてくださいね。
もちろん、褒めてもらったり、認めてもらったり
そんなことばを聞いたら
それも自分のこころの投影
自分でもそう思っているということ
素晴らしいことですね。
そういうときは、自分でも大いに褒めてあげてくださいね。