あなたの心身の不調を解決するキーワードは「いつ」である3つの理由
不調は「いつ」がスタート?
風邪を引いたり、腰が痛くなったらまず何を考えますか?
「いつ」風邪をうつされたんだろう?「いつ」腰を傷めたんだろう?と当然ですが思い巡らします。
動悸が止まらなくなった、感情のコントロールが難しいとなったときに
「いつ」動悸を引き起こすようなことをしたかな?「いつ」心の負担を感じはじめたのかな?とは誰も思いません。
「動悸が止まらない苦しい~」「イライラする、ぶっ壊したい」とか「いま」しか考えられなくなってしまいます
症状によって、「いつ」なったのか?ではなく。「いま」しんどいと近視眼的な見方になってしまいます。
1.不調の原因は一つではない
東洋医学では自分の内側に原因を求めることを「内因」、自然環境など外側に原因を求めることを「外因」と呼びます。
ほとんどの場合は内因と外因の両方から病気の発生原因を探らなければ解決の糸口すらつかめません。
しんどいね。仕事が忙しかったのかな・・・?
ではなくておよそ症状の発生から3,4ヶ月の期間を聞き出し、その期間に不摂生や心の負担から症状の発生原因を推測することが鍼灸や漢方診療の際には必要です。
3,4ヶ月ということは、つまり季節の変わり目をまたぐ。夏に症状を感じたのであれば春に起こった出来事や大きな自然環境の変化を観察するということです。
この季節をまたいで起こる不調のことを「伏邪」と呼びます。
2.不調の原因を探る東洋医学の知恵「伏邪」
鍼灸治療の基礎となっているのは「黄帝内経」という古い書物。
因於露風、乃生寒熱。是以春傷於風、邪気留連、乃為洞泄。
夏傷於暑、秋為痎瘧。秋傷於湿、上逆而咳、発為痿厥。冬傷於寒、春必病温。四時之気、更傷五蔵。
とあります。
重要な一節で、
夏に下痢を伴う風邪を引くのは春の風邪が治りきっていないため。
秋に隔日に高熱で倒れるのは夏の熱中症が治りきっていないため。
冬にひどい咳症状で動けなくなるのは秋に肺を傷めてしまったため
春に感染症にかかるのは秋から冬にかけて身体を傷めてしまったため。
という内容です。
季節をまたいで風邪が身体に伏す(隠れて)、身体が弱ったときに表に現れることを「伏邪」と言います。
夏の体調不良は春に求めるということです。
3.次の季節に健康になるという考え方
咳が止まらない、毎日フラフラで動けない、精神的に参ってしまって困っている。
こんな症状は咳止め、めまいの薬、抗うつ薬などで対応してしまいます。
もちろん対症療法も大切ではありますが・・・
30才を越えた方には理解していただけるかと思いますが、対症療法ですっきり治った経験ありますか?
だいたい体調を崩すと2,3ヶ月引きずると思います。
身体が悪くなると回復するのもある程度時間がかかる。
ならばそこは腹を据えて夏に体調不良になったのであれば秋に健康的な生活を送れるようになろうと発想を変えてはどうでしょうか?
食事、睡眠、生活習慣を一から見直して徐々に健康的な身体を目指していくということが東洋医学の養生の基本的な考え方です。
動画にて解説しています。
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