坐骨神経痛⑤一番負担のかかる骨
前回のブログ
人の体はせいぜいもって、
50年です。
日本の平均寿命が80歳を超えていますが、
どこにも痛み無く、元気な方というのはほとんどおられない。
痛みが出るのは当然です。
人の体というのは、もともとそういう仕様ではないのですから。
若くて痛みが出ているのであれば自力でなんとかなりますが、
50歳を超えて元気に過ごすには、
外部からの干渉(正しいトレーニング、軽い整体、鍼灸治療)
が必要となります。
といっても、
身体のすべての部分に『ガタ』がくるわけではありません。
喫煙習慣があれば肺
飲酒や慢性的なストレスならば肝臓
間違った運動習慣や悪いクセを積み重なった場合は背骨の一部分
使いすぎた、または悪い習慣が一部分に『ガタ』を発生させます。
下の図は
背骨の場所にかかる特定の動きをグラフにしたものです。
Cは首の骨
Tは背中の骨
Lは腰の骨
見てわかると思いますが、
回旋(回す動き)は首の骨の1番目と2番目が中心となっています。
他の動きは首と腰の骨が中心になっていますね。
※Functional Anatomy of the Spineより抜粋
背骨は26個の骨からできています。
その中でもっとも『ガタ』がくるのが
首の骨の1番と2番です。
単純に動きすぎる関節ですからね。
さらにスマホや車の運転、便利な生活による筋力低下、スポーツジムでの過度のトレーニング習慣
などにより、本来は50年はもつはずの首の骨ですが、
ここ10年の間の目まぐるしい環境の変化に耐えれなくなってきています。
身体の部分部分は声を出せないですから
『痛み』として悲鳴を上げます。
しかし厄介なことに
首の1番目と2番目の骨による『痛み』は
全身に起こってしまいます。
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