こんにちは。木もれび鍼灸院の弓削です。
毎週、祖母の治療をしに大阪の弁天町まで通っています。
一時は認知症の症状が出ていましたが、現在は元に戻り毎回会うたびにやり込められています。
寝たきりになる前は狭心症の発作のために『ニトロ』を飲むこともありました。
その以前は肩こりや膝の痛みで悩まされていました。
私が専門学校や整骨院勤務時代は祖母の家に居候していたこともあり、マッサージやハリもやってはいました。
まったく効果はありませんでした(笑)
中国の留学から帰国し、池田で開業してから祖母の治療は完全に東洋医学メインの鍼灸術で行うようになり、それから肩こり、膝の痛み、狭心症発作、寝たきり、認知症と数年ですべての症状を１００％改善することができました。
今日もその祖母の治療にいってきましたが・・・
祖母が『足に一本のハリを打つだけやったら、効いてるんか効いてないんかよくわからへんな』と言ってきたので、
私は『今は痛いところもしんどい所もないやろ、病気の時と同じハリしたら病気なるで』と言ったら、ちょっと納得してくれました。
膝痛や肩こりは東洋医学ではれっきとした病気の状態です。
また狭心症もきちんと体質を理解したうえで鍼灸術を施せば短期間で継続的に発作を抑えることが可能です。
そういった病気に打つハリは歪んだ体と精神をもとに正すハリでもあるので、そんなハリを健康な状態の時に打てば、健康な良い状態から病気の悪い状態に悪化させてしまいます。
病気でもないのにハリをさすということは、痛くもないのに痛み止めを飲むのと同じことですね。
意味のない治療はする必要はありません。
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