なぜ上司とは理解し合えないの?① | 花の波動でなりたい未来を創る和のフラワーエッセンス開発者YOKOKO 東京フラワーエッセンススクール

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こんにちは、フラワーエッセンススクール

シャンドゥルール代表のYOKOKO.です



シャンドゥルールに寄せられる、

お悩みのなかでも
職場での人間関係の悩みはとても多くあります。



なかでも多いのは、上司との関係性。
誰でも一度は経験されているのではないでしょうか。



例えば、こんなご相談。


上司が私ばかりいじめます。私がやることは何でも却下。
のろい、ミスが多い、まわりに迷惑をかけるな!と
毎日怒られるので、上司の前では萎縮してしまって
ますますミスをしてしまいます。

どうしたらいいでしょうか。」




確かに本当のイジメも存在しますので
これだけでは確実なことは言えませんが
ではなぜ「自分ばかり」

なのかを考えてみることも大切です。



あなたはその上司に対して、ど

んな態度をとっていますか?




20代の頃、私はある会社で

バイヤーの仕事をしていたことがあります。


その会社には、中途採用の事務職で入りました。

 

 

会社

 

 

 

 

 


大きな会社だったので、

きっと充実感のある仕事ができる!
と思っていたのですが、

実際は真逆でした。


そりゃそうです。
企業は大きくなればなるほど細分化されて
ひとりの人が扱う範囲は狭くなります。



専門性といえば聞こえはいいですが、
事務職の場合は、言葉は悪いけれど
パソコンの打ち込みとか、

単純作業がほとんど。


私は性格的に「ひとり競争」が好きなので
自分一人で勝手にノルマを課して、
周りよりも少しでも早く仕上げようと
ひとり競争する癖があります(笑)

なので、すぐに自分のその日の仕事が

終わってしまうのです。



打ち込む伝票がたくさんある日は
みんな「うわー!さいあく!!
なく

と文句が出ますが
私は逆にワクワクします。



暇が嫌いなので、自分の仕事が終わると
誰かに「何かないですか?」

と聞き回って
色んな人から仕事をもらって

一日を過ごしていました。



もちろん、花のOLデスから、
給湯室で喋り倒したり、
友達がいる
別の部署に遊びに行って
おしゃべりしたり

ということもしていましたが、、、



でもすぐに仕事になれてしまうと
こんな毎日はムダだ!

と感じるようになりました。



その頃の私のモットーは、
「今日より明日、今年より来年、絶対に成長している!」
でしたから(笑)
汗



そこですぐに、会社の中で

自分の目標を立てようと思いました。
その時に立てた目標が

『バイヤーになる!』でした。



当時、私にとってバイヤーは、

夢のような仕事でしたありがちなキラキラありがちなキラキラ



ひとりで何十億もの仕入れをするなんて!
自分が仕入れたものが全国で売られるなんて!

考えただけでも

ワクワクが止まらなくなります乙女のトキメキ



そして周りにいたバイヤーさんたちは
本当に忙しそうで、

かっこ良く見えました。



そこですぐに上司に言いにいきました。


「すみません。

私、バイヤーになりたいのですが
どうしたらなれますか?」



その時の上司の呆れた顔は

今でも忘れられませんアセアセ



「おまえなぁ、、、アセアセ
確かに事務としては仕事はできると思うよ。


でもなぁ、バイヤーと事務は全く違うんだ。
バイヤーは全国の店舗から優秀な人間を
俺たちが探してひっぱってくるものだ。
お前のように中途採用で入って、

事務しか経験していないものが
なれるわけないだろ!!
どうしてもなりたいなら、店に出ろ!
でも言っておくぞ!地方に飛ばすぞ!」



がーーーーーーーんアセアセアセアセアセアセ



その時は

「なんだ、コイツ!こんちくしょう!」

と思いました爆  笑(笑)。



でも、今は

その上司の気持ちもわかります照れ



なんにも知らない素人娘が
いきなりみんなが憧れる「花形職」
つきたいと言ってきたのですから。

勘違いも甚だしい、、、タラー



でもね、ここで諦められないのが私です汗



一瞬はお店に出ることも考えたのですが
田舎が嫌いで出てきた私。
ようやく東京に出てきたのに、

また地方なんて。。。

しかもお店に出たからといって
バイヤーになれるとは限らない訳です。



そして不思議なことに
「でも、ここでがんばっていたら

誰かが認めてくれるかも、、、
可能性ってゼロじゃないかも!」


そんなふうに思えてしまったのです。
脳天気ですよね?(笑)



きっとそんなこと口に出したらみんなから
「おまえはアホか!」と

言われたと思いますが
そう思えてしまうのだから

仕方ありません。


今思えばこれが無意識の

イメトレだったのです。



そこで、まずは自分でできることをしよう

と思いました。
その時、私はバイヤー部の事務だったので
私が担当している部門のバイヤーがいるわけです。



そしてその方はもう

めちゃくちゃ忙しそうでした。


毎日残業は当たり前。
深夜になることも珍しくありません。


とはいえ、私たち事務ができる仕事なんて
そのうちの雑用やパソコンの入力業務程度。



そこで、自分の仕事を出来るだけ早く仕上げて
そのバイヤーさんに

「何かないですか?」
と、聞くことから始めました。



最初は「あーありがとう!大丈夫だよ」
と言っていたバイヤー。

そりゃそうです。
私に任せられる仕事なんて

ありませんから(笑)。



でもそのうち、

猫の手も借りたいくらい忙しくなってくると

「じゃぁ、悪いけどこのデータ作ってくれる?」
と、少しずつ、これまでやったことのない仕事を
渡してくれるようになってきました。


もう私は嬉しくて仕方ありません爆  笑



そうこうしているうちに
「ねーねー、○○ちゃん(←私の名字)

これどう思う?」

と、商品についての意見を

聞いてくれるようになってきました。



担当バイヤーは男性。
でも担当しているのが

レディースの靴だったため
私の意見も参考になるのです。


サンプルの試履きをして、

意見を求められるようにもなっていき
ある時から、たまーにですが
メーカーさんとの打ち合わせや
商品決定の現場にも

連れていってくれるようになりました。



どんどん仕事こなせるようになってくると
バイヤーさんはますます

褒めてくれるようになります。


「いやー○○ちゃん、すごいよね~。
もうバイヤーになっちゃったら~?」



こうなってくるともう

私の妄想は止まりません笑い泣き



年に二回の人事異動の時期になると
わたしは

「今度こそ呼ばれるのではないか」と
ドキドキしながら待つようになりました。


もちろん、呼ばれる訳がありませんアセアセ


呼ばれるとしたら、
別の部署への事務としての

異動だったと思いますが
結局呼ばれないまま、数年が経過しました。



そのうち私も少しずつ

現実がみえてきました笑い泣きアセアセ
やっぱり、無理なものは無理なんだろうなぁ。



ところがある年、転機が訪れました。
上司が人事異動で替わったのです。


以前の上司は、関西弁バリバリの、

口の悪い上司でしたが
新しい上司はロマンスグレーの

やさしい上司でした。



そこで、私は思い切って(諦め悪いアセアセ
その上司のもとにもう一度行きました。



「実は、私バイヤーになりたいんです。
以前に○○さん(元上司)に話したら
おまえはアホか、と言われましたが、

やっぱりなりたいんです。
バイヤーになれなくてもいいから、
バイヤーのお仕事をさせてもらえませんか?」




するとその上司は、

こんな提案をしてくださったのです。


「他のバイヤーから、

君の仕事ぶりは聞いているよ。
残念ながらうちの人事規定では

バイヤーになるのは無理だけど
かわりに私の仕事を手伝ってもらえるかな?

そのかわり、

自分の仕事は絶対に手を抜かないこと。
毎日、自分の仕事が終わってから

私の仕事を手伝ってください」


その時、どれほど嬉しかったかしれません。



バイヤーにはなれなくても仕事はできる!
別に肩書きがなくたって、
経験できることがどれほどの宝物になるか。



そこからは仕事に行くのが

とても楽しくなりました。


その上司はとても周りからの信頼も厚く、
私も大好きな上司でした。



ところがです!!


なんと、その上司は

異動してきてからたった半年で
再び異動になってしまったのです。


栄転というか、

そこを統括するもっと上の位置に
行くことになったので、

それはそれで嬉しいことでしたが

私は再び、また

事務の生活に戻ってしまう訳です。


この落胆は、

会社を辞めようかと思うほどでした。



そして、また新しい上司がやってきました。



この上司は、とても若く、

本部でも店舗でも
とっても人気のある素敵な方でした。



Oさんというこの上司は、

いつも元気いっぱい!

毎朝彼がやってくると

ぱーっとその場が明るくなるような
人間的にもとても魅力溢れる方でしたルンルン



「○○ちゃん、おはよう~!!」
上司の方から挨拶をしてくれるのです。


いっきに部の雰囲気も明るくなりました。



でも私はこの時はもう、

直談判に行きませんでした。

ここまでやってきてダメだったし
もういいかなーーー。


そんな気持ちになっていました。



そして何より、Oさんもちょこちょこと
私に仕事を依頼してくれていたので
それをやっているだけで

充分な気持ちにもなっていました。



そして一年が経過した時、
社内が人事異動でざわざわと

落ち着かない雰囲気になっている頃
突然、Oさんに呼ばれました。


「○○ちゃん、ちょっといい?

会議室きてくれる?」



以前の私だったら
「きゃーどうしようー!絶対異動だわ!!」
と、見当外れな期待に

胸を膨らませていったと思うのですが
その時は、「会議の資料の片付けかな」
くらいの気持ちで会議室に向かいました。



すると、Oさんは私の向かい側に座り

「○○ちゃんのことは前部長から聞いてるよ。
あえて俺はこの一年間、何も言わずに
○○ちゃんの仕事ぶりを見てきた。
そして、大丈夫だと確信した。
だから俺が責任を持って推薦しようと思う。

その前に○○ちゃんの気持ちを

確認しておかないといけないと思って。

・・・・・

まだバイヤーになる気はあるかな?」




びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き



願いって、ふと忘れた頃に

降ってくるものです笑い泣き



こんなにビックリしたことはありません。

「はい!!やりたいです!やらせてください!」

そう応えました。



「そうか、わかった!
ただ、これは前代未聞の人事だから、

絶対とは約束できない。
でも、俺が何がなんでも

人事にかけあってバイヤーにしてやる!
ちゃんと俺の下でやってもらうからフォローもする。
大丈夫だ!!」



うれしいいいいいーーーー笑い泣き笑い泣き笑い泣き
かっこいーーーーーーラブラブラブラブラブラブ



このOさんは、私にとって

何より理想の上司です。



余談ですが、Oさんは
今はもうこの世にいらっしゃいません。


志半ばで、50代というまだお若い年齢で
白血病でお亡くなりになりました。



その時はすでに私も会社を辞めた後で
都内ではないところに住んでおられたOさんの
お葬式に行けなかったことが
今でも心残りの1つでもあります。



そんなこんなで、何年もかかりましたが
私はやっと(というか、奇跡的に)
バイヤーになることができました
乙女のトキメキ



ところが!

試練はここから始まるのです。



ここまでだと【上司とは理解し合えない】ではなく
【理解し合える】内容ですもんね。



その後、Oさんのおかげで

バイヤーの内辞が出て
大喜びをしたのも束の間、
再びOさんに呼ばれました。



「○○ちゃん、すまん、、、
汗ガクリ


え???びっくりびっくりびっくり



なんと、私たちの内辞の次は、上司の内辞。
当然、上司の評価はその上の
取締役の方々が決定します。



そこで、Oさんは、

異動となってしまったのです!!



そしてなんと、

私の上司として着任したのは
以前に「お前はアホか!!」と一喝された
元上司でありました~~~ガクリアセアセ



なんという、運命のイラズラ、、、



すみません、長くなりましたので
明日につづきます、、、



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