枚岡神社(河内国一之宮) より

 

 

玉祖(たまのおや)神社と読みます。

大阪府八尾市にあるこの神社には、「郷社 玉祖神社」と彫られた石柱が立っています。境内にあった看板には、

  和銅3年(710年)に周防の国から御祭神を迎えたのがはじまりで、

  祭神は「櫛明玉命」

と書かれているのみです。

ちなみに、周防一之宮である玉祖神社の祭神である「玉祖命」は、天孫・邇邇芸命が降臨された際、同行した五柱(天児屋根命、天宇受売命、太玉命、石凝姥命、玉祖命)の一人で、玉祖命は天照大御神が天岩戸にお隠れになった時、八坂瓊曲玉を作って大御神の関心を引く努力をされた神とされています。

『今こそ世界は《本物JAPAN》の光臨を待っている!』 河合勝 (ヒカルランド) 《後編》

【パウロ・洗礼のヨハネ・ヤコブ・聖ヨハネ・マグダラのマリア・ペテロ】

拝殿と本殿。

摂社には、八王子神社(国狭槌命)、思智神社(大計都彦命、大計都姫命)、住吉神社(上筒男命、中筒男命、底筒男命、息長帯比売命)、吉野権現(木花開屋姫命)、蛭子神社(蛭子命)、山口神社(猿田彦命)、八幡神社(誉田別命)、稲荷神社(倉稲魂命)、菅原神社(菅原道真公)、そして、罔象女神社(罔象女神)がありました。すごいラインナップです。

 

 

玉祖神社の境内からは、夕日に照らされた大阪市内が見渡せました。

八尾十三峠線を東に走って大阪から奈良方面に向かう途中、十三峠の頂上付近では日没後の青い綺麗な空を見ることができました。

 

これにて、橿原神宮で行われた紀元祭参加を中心とした今回の神社参拝の旅は、すべて終わりです。

 

 

この旅の最初の 気比神宮 へ。

 

以上