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 片道燃料だけを詰めて知覧を飛び立ち、敵艦に体当たりしていった数多くの特攻隊員のうち、33名の最後の言葉が記録されている。2007年8月初版。

 

【桜花】
 国のため 父母にうけたる 精神(こころ)もて
     我は散りたる 桜のごとく (p.55)

 しきしまの大和心を一ひらに
     こめて散りゆく若桜花 (p.51)
 
 大義(国魂)に仕えて散華する心意気を書いているものが少なくない。
 今の日本人に、このような桜花や大和心を元にした生死観、死生観がもてるだろうか?
 桜という単語があるだけで本居宣長の歌を思い出すけれど、日本人にとって桜は深い意味を持っている。
   《参照》   『純神道入門』 坂口光男 (東明社)
              【サ神】
 戦争という世界情勢の中で、敵国を恨むのであれば、気高さは半減するけれど、日本を守るという気概であるなら可だろう。
 ナショナリズム(国粋主義)という言葉は、帝国主義時代の悪しき単語と理解されるけれど、『日本を守る』という視点は、単純なナショナリズムとは明らかに違った意味を持っている。
 なぜなら、日本(神霊界)は、世界で唯一、最奥神界の波動が降りている国だから。
  《参照》  『大創運』 深見東州 (たちばな出版) 《後編》
           【日本神霊界】
 大和魂、国魂、伊勢神宮は、最奥神界(愛)へ連なる一連のもの。
  《参照》  『皇人Ⅱ』 Ai (明窓出版)
           【大和魂とは!】
           【伊勢神宮で見つけたもの】
           【日本の「国魂」。その場としてのポータル】
 日本国が揺るぎない愛の玉座にあるなら、無為にして化すことが可能なはずだけれど、現実の地球生命圏は波動が低すぎて、到底それが叶わない。
 故に、知覧から飛び立っていった青年たちは、実質的には空虚としか言いようのない大義に殉じて、犬死同然に無駄に死んでいったのである。

 

 

 「知覧」という地名をペンネームにしている方の著作をリンクしておきます。
    《参照》   『東京直下地震 3年以内震度9』 Chiran (三栄書房)
 上記リンク著作の《後編》にある「マレーシア航空370便」消失事件と同じように、今現在も、「光の勢力」が超常的な技術力を以て地球に介入し、「闇の勢力」が計画している極東を発端とした「WW3」の発生を未然のうちに防いでくれているけれど、日本人が根本的に改まらない限り、「地球の終わり」ないし「地球の輝球化」は、先延ばしにされているだけである。

 

 

<了>