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 中丸さんの著作は、あまりにもたくさんありすぎたから、この本は読んでいなかったけれど、古書店で発見したので読んでみた。2011年6月初版。

 

 

【月の真相】
 月の女神アルテミスさんとの会話の中では、月に関して興味深い事実がたくさんわかった。・・・中略・・・。
 それは大きくいうと、次の3つである。
     *
 アメリカのアポロ計画で、本当は人類は月には行っていない。
 月の内部は空洞で、月の地底人が住む高度な文明がある。
 月の裏側にはUFOの地底基地がある。 (p.41-42)
 アルテミスさんは、月は人工天体であるという考えは「違う」と断言したそうである。いずれであるにせよ、衛星としての月に関する質量などの数値が、他の太陽系惑星の衛星と較べて、極めて異様な数値を示していることに違いはない。
  《参照》  『有意の人』 船井幸雄 (徳間書店)
              【月の裏側】

 また月の表面にも、何らかの構造物があるらしいけれど、進化した文明は、地表ではなく地下に生活圏を作るのが一般的。故に、高度な文明の本体は、月においても地球においても地下にある。
  《参照》  『アミ3度目の約束』 エンリケ・バリオス (徳間書店) 《後編》
              【進化した文明は地下に・・・】

 

 

【空洞地球と地中世界】
 改めて注意が必要なのは、すでに書いたように地底世界といっても実際には地中世界と空洞地球の二つが存在するということだ。(p.142)
 地中都市は、地殻の空洞に存在する。テロスという地中都市の場合は、地表から1.6Kmと比較的近いところにある。シャンバラは地中都市のひとつであり中核都市らしい。かつて、地表が大災害に見舞われた際、地底に逃げ込んだというのは、すべて地中世界のこと。
 空洞地球は、アガルタと呼ばれている。出入り口は南極と北極のみらしい。ここの住人は、別の惑星系から地球にやってきた人々で構成されている。バード少佐が飛行機ごと入り込んでしまったのが空洞地球なのは言うまでもない。

 

 

【「魔の海域」の原因 】
 バミューダ・トライアングルというのは、・・・中略・・・昔から船や飛行機、そしてその乗務員が消えてしまう「魔の海域」として知られている場所だ。(p.190)
 これまで、原因としてさまざまな説が唱えられてきたが、月の磁力が人間ではなく機械までおかしくさせるというのは実に興味深い。(p.191)
 リーバ博士の『月の魔力』という著作を元に、このように書いているのだけれど、月が原因なら何故特定の海域だけで起きるのかが説明できない。そもそも、本書内で地底に関することも扱ていながら、空洞地球由来の原因を語っていないのはおかしいではないか。
 下記リンクには、バミューダ・トライアングルという魔の海域での異変は、ノアの大洪水と空洞地球に関係していることが書かれている。
   《参照》  『空洞地球 2012バージョン&アセンション』 中丸薫 (徳間書店) 《2/4》
            【ノアの大洪水】

 

 

【「心の浄化」に関する具体的な記述】
 173ページ以降の7章に、ヒーリングに関することが書かれている。
 中丸さんは、多くの著作内で「アセンションする上で、心の浄化が必要」と繰り返し述べていたけれど、かつて読んだ中丸さんのどの著作より、これに関して、より具体的なまとまった記述がこの章内に見られる。それらしいタイトル著作が何冊もありながら、『UFOと月のミステリー』というタイトル著作の終章に、このような肝心な記述があるというのは、何かヘンである。

 

 

 

<了>