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 ビジネス・コンサルタントとして圧倒的な成功例を数多示していた、船井総研創業者である著者の船井幸雄さんが亡くなってもう3年も経つけれど、この本は亡くなる2年前、病中に書かれたもの。横帯には「本書は著者の人類への大遺言であり、ラブレターである」と書かれている。2012年7月初版。

 

 

【聖書の暗号:悪のコードと愛のコード】
「聖書の暗号」には、人類を脅し、人類に良くないことが起こるのを教えると思える「悪のコード」と、その逆に人類に希望を与え、悪いことへの対処法を教えてくれる「愛のコード」の2種類がある。(p.65)
 「悪のコード」は、高度な知的レベルに達していた異星人がつくったのだろうと、書かれている。
 一方「愛のコード」はムーの最後の王「ラーマ」によって、ムーが海底に沈む直前に急遽、付加されたコードだと思われる。(p.65)
 宇宙には、善悪は度外視して、人類よりはるかに進化した種族がいくらでもあり、高度な科学技術を持ち悪しき進化を遂げた異星人たちは、テンコ盛り存在している。そんな異星人たちが、「聖書」をつくり、聖書の中に「悪のコード」を埋め込んだ。
 一方、「愛のコード」がムー起源であるということは、ムーと繋がる日本人こそが、「愛のコード」を実現する役割を担っているということだろう。
    《参照》  『いよいよ「超霊的パワー」が世界を解放します』 田村珠芳 (徳間書店) 《前編》
              【プレアデスの末裔たち】
 時間の概念について、柔軟な認識ができる方は、下記もどうぞ。
            【BSTを駆使するアセンションプロ集団「ラー一族」】

 

 

【おそくとも2025年ごろまでには・・・】
 2020年ごろ、おそくとも2025年ごろまでには、人類は、エゴと金銭から解放された素晴らしい種族になり、すばらしい世の中をつくりそうである。いわゆる「ミロクの世」である。(p.67)
 船井さんの予測通りになるとしても、「すんなり」はありえない。むしろ、“陰極まって陽”的な過程を取るのだろう。
 であるにせよ、
 世の中のすべては「波動の法則」に従って、スパイラル状に調和し、秩序を維持しながら生成発展するようになっているようです。これは、マクロにみますと、近未来にどんな大変化が地球や人類を襲おうと、心配不要といえるということです。何が起きても安心していてもいいと考えられます。(p.84)

 

 

【「ミロクの世」の文明仕様】
 日月神示によると、私たちは土とまつろい、土とともに生きることがよしとされます。
 神示には「土を拝め」という言葉もたくさん記されています。そこだけを抽出してみると。日月神示は農本思想に近い要素を持っていると言えるでしょう。
 しかしそれは私たちに、自給自足の未開人になれと言っているわけではありません。
 神示をよく読むと、そこにはより高度な科学技術が「土」に象徴される地球全体の生命と和し、ともに栄える方向に進むことが御神意であると見てとれます。(p.78)
 高度な科学技術を持ちながら、「土」と和す文明になる、と言っている。
 「日月神示」に一貫して流れる思想は、共存共栄よりもさらに一歩進んだ「全栄思想」です。そんな話はSFやファンタジーの世界だと思うかもしれませんが、技術面では、そでにそうした文明を現実に開花させる力の萌芽が見られるのです。(p.80)
 「全栄思想」を実現させる上で必要な技術は、何といってもフリーエネルギー。ケッシュ財団はすでにこれを実現している。石油・石炭エネルギー利権保持勢力である「闇の支配者」が、暴力(殺人)による自らの利権維持を止めさえすれば、地球の「全栄」は数年で可能になるだろう。

 

 

【『 No Contest 』:競争はしない】
 1980年ころまでの私は「ケンカの船井」「競争の船井」と言われていました。・・・中略・・・。100戦100勝、多くの船井理論もできました。それらは、いまでも世の中で活用されています。
 ところが当事者の私は、ケンカや競争に勝つことが空しく、敗れた人や会社が気の毒で仕方がなくなってきたのです。
 そこで競争やケンカをしないで、ともに仲よく繁栄していける方法を考え、実施し始めました。いわゆる「真の船井流経営法」で、これが完成したのは80年代の半ばだったと思います。(p.86-87)
 下記リンクに、船井さんが経営方針を変えた時期に著した本のことが記述されている。
    《参照》   『賢者たちのメッセージ』 光田秀編著 (PHP) 《前編》
              【船井さんのエポック著作】
 ところで、そのこと(船井さんの経営手法)を、アメリカ人の人間行動研究家のアルフィー・コーンさんが1986年と1992年に “ No Contest ” という題名で研究書にしていました。(p.88)
 『 No Contest 』は、今から20年以上前に、アメリカ心理学会賞の受賞作として評価されていた。
 占星術の世界の常識である宇宙波動の基本潮流は、今や 「魚座の分離から、水瓶座の統合へ」 と変化している。「競争」は「分離時代」の仕様である。

 

 

【多食の愚か】
 インド人のマネクさんは太陽をずっと見ているだけで何年も食べ物を食べていないということです。(p.135)
    《参照》   『ガリレオの遺伝子』 (日テレ) 《後編》
              【誰でも太陽と水だけで健康に生きられる】
              【太陽凝視から始まる不食化】
              【日光浴の重要性】
 日本経済新聞の・・・中略・・・3面下部の全面広告は、『「空腹」が人を健康にする』 というやはり南雲さんの著書の広告で「1日1食で20才若返る!」とくキャッチフレーズが出ていて、若く見える彼の写真と「話題沸騰、50万部突破!」と出ています。・・・中略・・・。
 結局、私が言いたいのは、人間は1日1食で十分に生き、十分に働けるようだ。しかもそれが適しているようだ…ということです。
 余り、喰べることに、うつつを抜かすのはやめたほうがよいようです。(p.135)
 少食は、脳と体に良いばかりか、3食モロに食べたりなんかしたら、チャンちゃんは、頭痛を伴う嘔吐と下痢という3重パンチで、マル1日くたばってしまう。必ずこれである。
 日本の人口は、フクイチの放射能によって激減してゆくのだし、宇宙の波動環境の変化に適応して、生き残ってゆく人々は、必ずや少食にシフトしてゆくはずである。つまり、マスゴミが、美食や肉食や多食をどんなに煽っても、食に関するマーケットは必ずや縮小してゆくのである。外食産業は、人口密集地帯以外どこもすでに閑古鳥が鳴いているはずである。原因は、経済環境の悪化だけではない。
 だのに、「耕作放棄地については、今年(2017)から、固定資産税を2倍にする」のだという。農林行政のトロさというか酷さといったら、開いた口が塞がらない。