《前編》 より

 

【アメリカは、変われるのか?】
 広島市長の平和宣言(2000年)から
 朝鮮半島における南北首脳会談で両国の首脳が劇的に示してくれたのは、人間的な「和解」の姿です。私たちは、20世紀に初め日米友好の象徴として交換されたサクラとハナミズキの故事に倣い、日米市民の協力の下、広島にすべての和解の象徴としてハナミズキの並木をつくりたいと考えています。国際的な場面においても広島は、対立や敵対関係を超える「和解」を創り出す、調停役としての役割が果たせる都市に成長したいと思います。(裏p.8)
 ところが、この宣言の13か月後の、2001年9月11日、アメリカ政府は、新たな戦争ビジネス再開のために、ニューヨークで大規模なテロを演出した。
 広島市長の平和宣言(2002年)から
 アメリカ政府は、「パックス・アメリカーナ」を押し付けたり世界の運命を決定する権利を与えられているわけではありません。「人類を絶滅させる権限をあなたに与えていない」と主張する権利を私たち世界の市民が持っているからです。 (裏p.16)
 冒頭に書いたように、今日における平和問題の根本は、核の問題ではなく、少数者による世界のエネルギー支配という状況が生む問題であり、さらにはっきり言えば、エネルギーと貨幣発行権を独占的に維持している「闇の支配者」たちの存在に行き着く問題である。
 「闇の支配者」たちは、広島の平和運動など、いとも簡単に一蹴するだけである。

 

 

【「一本の鉛筆」】
 「一本の鉛筆」をお聞きになった方、いらっしゃると思いますけれども、大変に素晴らしい歌詞であり曲です。「一本の鉛筆があれば 戦争はいやだと 私は書く」というところからがいわば本文なのですが、最後の方に「一本の鉛筆があれば 8月6日の朝と書く」という部分があります。で「人間のいのちと 私は書く」という言葉で終わるんですが、美空ひばりさんが歌った反戦歌だと言っていいと思います。そして広島の歌です。(p.90)
 「一本の鉛筆」 という歌、知らなかった。
 平和を妨げている「闇の支配者」たちの存在がどうであろうと、子どものように純粋な心で平和を希求しているなら、その思いは光の側の神霊界に届くのだから、それでいい。
 ただし、日本と広島には、重要な意味があることは知っていてほしい。

 

 

【アジアの起源:広島】
 広島湾に面して東側には呉があり、西側には安芸の宮島という有名な観光地がある。この地域は、古代日本において、アジア人発祥の地ともいうべき、非常に重要な地点だったらしい。だからこそ、ダークサイドの霊統を司る「闇の支配者」は、意図的に広島に原爆を落としたのである。であるにせよ、日本人は、それを恨むことなく、ただ受け止めて、未来に向けて広島が果たすべき役割として理解すればいいのだろう。
 下記リンクにリンクされているのを全部辿ってください。
   《参照》   『宇宙人遭遇への扉』 リサ・ロイヤル&キース・プリースト (ネオデルフィ) 《後編》
            【神聖な起源を持つ国】

 

 

【広島に行ったこと・・・ある?】
 広島市には、国内外から毎年、多くの人々が訪れます。 ・・・(中略)・・・ 。
 自らの意思でいちばん多く広島を訪れてくれた大使は、パラグアイのソラノ・ロペス大使です。(p.18)
 チャンちゃんは、社会人になってから宮島の厳島神社には行ったことがあるのに、広島にはいまだ一度も行ったことがない。学生時代、大江健三郎の 『同時大論集』 の第2巻に収められていた 『ヒロシマの光(ヒロシマ・ノート)』を読んだ頃、行こうかと思っていたままである。

 

 

【追記】
 その後、やっと広島へ行ってきた。「青春18キップ」を使って。
    《参照》   広島 「平和祈念公園・原爆ドーム」
 

 

<了>