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 闇の支配者とは、いうまでもなく20世紀以降、石油利権で蓄えた富を元手に世界のエネルギーと金融を支配し、戦争と疾病を自在に利用して、今日の競争社会、格差社会を作り成してきた勢力のこと。彼らは、自らのエネルギー利権を脅かす新しい技術は、容赦なく潰し封印してきたのであるけれど、それらの技術の実例がいくつも書かれている。2009年2月初版。

 

 

【封印が解かれたならば・・・】
 封印されてきた数々の技術の扉が本当の意味で開かれれば、われわれ人類には想像を絶するような明るい未来がまっている。
 たとえば、すべてのエネルギーはタダ同然となる。(p.23)
 現在は全ての家庭が月額1万円程度の電気量を支払っているけれど、実際にはほとんどタダでエネルギーを供給できる技術は出来ている。原発(ウラン)利権、石油利権などは、みな闇の支配者に連なる企業家・政治家・学者の連携によって、民衆を騙しつつ維持されているものなのである。
 現在では太陽光発電用パネルも大層高価なものだけれど、実際には非常に安く太陽電池をつくる技術がすでに存在している (p.242) のである。
 2008年末、韓国やアメリカなど5カ国の有名な研究所でエネルギーがタダであることを立証した実験があった。泡による電子融合技術を使うものだ。ただし、新聞に出たのは、これに関わった科学者が大学から罰則を受けたことのみ。実験結果や、そのエネルギーがどんなものかなどに関しては一切書かれなかった。
 これが新技術を取り巻く実情である。(p.46)

 

 

【エジソンとニコラ・テスラ】
 1856年、セルビアで生まれたニコラ・テスラはエジソンと同時代の人で、エジソンは電気を発明した人として歴史に残っているけれど、テスラはごく限られた人々にしか知られていない。
 (テスラは)発明がひらめくときは、身体中に電気が走り、頭が光でいっぱいになり、次第に絵として浮かんでくるのだと自ら語っている。(p.26)
 彼(エジソン)の名言に 「天才は、1%のひらめきと99%の努力」 というのがある。・・・(中略)・・・。
 テスラはそうじゃない。最初に頭の中で完成させる。 ・・・(中略)・・・「エジソンは力ずくで発明している」 と、彼は冷笑した。(p.27)
 テスラは、8カ国語を操り、独学で哲学、文学、音楽にも精通した天才だったという。まさに天から与えられたひらめきを活用できる真の意味の天才だった。

 

 

【封印されたニコラ・テスラの技術】
 テスラが考えたのは、無線ですべての人たちに電力を送るシステムだった。 ・・・(中略)・・・大きな塔を建て、そこから電波で発信しようと考えたのだ。オーロラが蛍光灯と同じ原理で光を放つように、大気に中には膨大なエネルギーが存在する。彼は、地球そのものが大きな発電機であることに気づいていた。・・・(中略)・・。
 テスラが送ろうとしたのは電源となるエネルギーだけでなく、画像や音声、映像までを含む。まさに今でいうインターネットのようなもので、 ・・・(中略)・・・ さまざまな情報伝達を可能にする。(p.28-29)
 地球の固有振動数であるシューマン共振に関する記述の中で、ニコラ・テスラのことを読んだことは何度かあったけれど、この本に書かれていることを丁寧に読むと、テスラの発明は電気に関して非常に重要かつ根本的な発明であったことが分かって、今更ながら感嘆してしまう。
 無線送電のロス率は僅かに2%。現在の地球上で行われている銅線による送電のロス率はなんと30%。電線による配電だけでも大きなビジネス利権だったのだし、エネルギー・情報を独占することで優位を維持できる闇の支配者が、今日のインターネットのようなシステムなど許容するわけがなかったから、テスラの発明は闇に葬られたのである。
 1943年にマンハッタンのホテルで亡くなったテスラの部屋には、すぐさまFBIが踏み込んだ。そして数トンにもおよぶ彼の発明品や設計図がひっそり押収された。 ・・・(中略)・・・ 肝心な部分はアメリカ政府が保管し、軍がその成果に浴している。
 つまり、民衆を幸せにするはずだった科学技術が、民衆を抹殺するための道具として使われているのである。そのもっとも皮肉な例が、この無線配電技術である。(p.69)

 

 

【HAARP に活用されているテスラの技術】
 この無線配電技術は、「地震兵器:HAARP」 として最悪の使われ方をしている。電子レンジと同じ周波数の電磁波を、1地点に照射すると地下水が熱くなり、地殻が膨張して地震が起きるのである。
   《参照》   『闇の世界権力の「日本沈没計画」を阻止せよ』 中丸薫/レオ・ザガミ (ヒカルランド) 《前編》
             【東日本大震災は、ハープと核爆弾の組み合わせ】

 陰謀論をあざ笑う人は、阪神淡路大震災(1995)、ロサンゼルス大地震(1994)、湾岸戦争開始日(1991)のいずれもが、アメリカ・フリーメイソンの長老ベンジャミン・フランクリンの誕生日(1706)である1月17日であることを “単なる偶然である” と言うのだろうか。
 ロシアとノルウェーも含めた3カ国がすでに(HAARPを)持っていて、ロシアはモスクワから50キロほど離れた町、イストラという場所にある。(p.167)
 アメリカ国内で起こった洪水などは、ロシアが行ったものらしい。
 日本国内にも、HAARP装置は、既に何か所も設置されている。

 

 

【新潟中越沖地震】
 新潟の地震のとき空に現れた妙な前兆は、インターネット動画サイト 「You Tube」 に 「FULFORD VS HAARP」 の題でアップしているから、ぜひ見てほしい。(p.72)
 リンクしておいた中に、面白いのがいっぱいある。どうぞゆっくり丁寧にご覧ください。
 中国の四川大地震では、軍事施設が破壊された。地下に軍事研究所のある場所だ。反米同盟や日中関係が改善した後で、北京五輪開幕の88日前に当たる。
 新潟県中越沖地震は日本に対する脅しであり、わたしへの報復でもあった。
 その年の夏、わたしはあるウェブサイト上に、英語でロックフェラーなど欧米の闇の政権の秘密を暴露した。日本の金融機関を欧米の闇の政権に売ったのは、地震兵器で脅されたからだという話を、竹中平蔵元金融担当大臣本人から聞いたからである。
 すると日本の公安警察の人に、「あなたがそんなことを書いたから、明日、新潟で地震が起きる」 と言われた。翌日、本当に地震が起きた。(p.74)

 

 

【「プロジェクト・ブルービーム」で人類を奴隷に】
 「プロジェクト・ブルービーム」 の決行予定は2012年。これまで封印してきた技術が総動員される。円盤を飛ばし、電磁波を発信する。レーザーを使ってホログラムをつくる。電磁波は脳に指令を送ることで気分をコントロールできるし、ホログラムは人々を無力化できる。本物であるかのような巨大な立体絵を浮かび上がらせるのだ。キリスト教の国ではキリスト像を、仏教の国ではブッダ像をといった具合に、国や宗教によって違う。
 ・・・(中略)・・・。
 米軍の 「エリア51」 研究所や、ロスアラモス研究所など、一般の人が入れない施設で、世紀末劇をずっと研究しているのだ。UFOはアメリカ軍と自衛隊の秘密部隊が試験飛行させていて、富士さんの裏には基地もあるらしい。(p.94)
   《参照》   『闇の世界権力の「日本沈没計画」を阻止せよ』 中丸薫/レオ・ザガミ (ヒカルランド) 《前編》
              【世界の終末】

 

 

【アセンションに関すること】
 しかしこれ(2012年にフォトンベルトに入るという「アセンション」の話)は、先述した「プロジェクト・ブルービーム」 の一環として流されたデマにすぎない。 ・・・(中略)・・・ 。
 日本の場合はキリスト教国ではないから、宇宙を使った話を広めた、フォトンベルトや、いい宇宙人・悪い宇宙人という設定の物語である。欧米では聖書にある世紀末の物語でいこうとしている。(p.233)
 日本でフォトンベルトを流布させたのは 白峰さん なのだろうし、その他 エハン・デラヴィさん、 船井幸雄さん、 中丸薫さん などが、アセンションのことを語っているけれど、彼らは、人類を奴隷にする目的に利用されているのではではなく、人類を奴隷にしようとする闇の支配者から、日本人や地球人を守る側で語っているのだし、どれほど困難な状況があっても先には明るい未来があることを語っている。
 日本に縁の深い日本国籍の著者たちは、闇の権力が謀る 「奸計」 を 「神計」 にしてしまうためにこそ、執筆を通じて日本人に潜在する叡智に語りかけているはずである。