45歳になったばかり相方の江藤さん。
貯金が底をついたと嘆いてた江藤さん。
時間は山ほどあるからと、千葉県富津市にあるマイホームの庭を全部野菜畑にした江藤さん。
そんな江藤さんから先日、赤ちゃんが産まれたと報告がありました。
料理をした事がない、重度の腰痛持ち、趣味はマンガを読むこと。
そんな男が家庭菜園を真剣に取り組んでるのは、江藤さんなりの【パパの準備】ってやつだったんですね。
『何が何でも食わしたる!』
その気持ちと行動力は、同じパパの身としては拍手を送りたいです。
ただ、相方としてビックリしたのは、食わせる為のパワーをネタ帳にぶつけるのではなく家庭菜園に走ったのが度肝を抜かれただけです。
【食わせる=お仕事頑張る】
相場は、この式のはずです。
でも江藤さんは、
【食わせる=食べ物を育てる】
と、素直な性格だから字面をまんまスライドしてしまったのかしら。
45歳にして、最近ジムにも通い始めたらしいです。
【芸人は体を張る仕事が多いから基礎体力を維持する】
この理由かと思っていたら、それは大きな勘違いだったようで、
【子どもが大きくなった時の運動会に向けての体力作り】
だったようです。
ジムに行くお金なんてもったいないと言っていた男が、貯金の底をチラチラ確認しながらでも運動会の為に体を仕上げるだなんて。
どれだけパパになる自分を楽しみにしていたかが伺えました。
もともと性格が真逆のコンビでした。
控えめでおっとりと、人の目を気にして生きる僕。
がつがつとパワフルに、人の目を気にせず心をこじ開けてくる江藤さん。
二人がパパになっても、スタイルがこうも違うものかと笑い合ってます。
決定的だったのは、子どもが生まれたら話題に出るシリーズとして『はじめてのおつかい』の話になった時のこと。
江藤さんはこう言いました。
「はじめてのおつかい、あの番組ぜったい出たいわぁ〜!!」
ん!?
ビックリしたので、すかさずに聞きました。
「子どもが主役なんで、この話になったらみんな『出したい』って言うんですが、江藤さん『出たい』って言いました??」
《それの何がアカンねん》みたいな顔をしていたので、図星だったんでしょう。
兎にも角にも。
赤ちゃんが無事に誕生してくれたおかげで、性格が全く違うパパ同士のコンビ『Wエンジン』がアップデートされました。
今後ともコンビを宜しくお願いします。
そして、最後になりましたが、命をかけて産んでくれた江藤さんの奥様。
本当にお疲れ様でした。
江藤さんは今、パパという言葉が何よりもご馳走なはずです。
もう全力で甘えてやって下さい。オムツ交換からミルク作り、寝かしつけなんかも喜んでやるはずです。
そして、産まれてきてくれた赤ちゃん。
君がお腹の中にいる時から、江藤さんは本当に活き活きするようになりました。
君の話をする度に涙を流して、頑張らなきゃって呟いてたよ。
いつも口だけで実行する人じゃなかったのに、45歳の腰痛持ちなのに、今が人生で一番ギラギラと全力で動き回ってる。
パワーを注入してくれて、どうもありがとうね。
御礼のついでと言っちゃ失礼だけど、君にお願いがあります。
いつか、江藤さんを『はじめてのおつかい』に出させてやってくれ!!!
(色々と直接言うのが恥ずかしいので、このブログに書かせて頂きました。お付き合いありがとうございました。)