無事に取得して大喜びだったのも束の間、どうやら2級の試験があると聞きまして。
でも、もう全国を飛び回るロケ芸人としての証明になったから、僕は3級で大満足していました。
そんな時、こういうウワサを聞いたんです。
『親がお勉強をしている姿を見せると、子どもはお勉強を頑張り出す。』
なんですと!?
比較的お勉強は好きな長女ではございますが、なんでか漢字を覚えるのが苦戦すると嘆いていたなぁ〜。
なにか起爆剤になったら嬉しいなぁ。
だったら、2級受けてみようかな。
試験当日はスケジュールが空いてないかもしれないから、マネージャーさんに聞いてみましょう。
「もし、試験が受けれそうなら時間欲しいんですけど・・・。」
「確保しました!頑張りましょう!」
返事はやっ!
試験まで2週間ぐらいしかなかったんですが、マネージャーさんの迅速な確保もありましたので、こうなりゃ精一杯頑張る事を誓うのでした。
前回は『ロケの移動中』や『地方のホテルで滞在中』に勉強するスタイルでしたが、今回は目的が少し違います。
長女が起きてる時間に帰ってきたら、テキストを手に持っていたり。
朝も娘達が起きてくる前にリビングでテキストを見ていたり。
恒例になっているホテルからのテレビ電話中でも、わざわざテキストをチラつかせたり。
その姿が少しずつ刷り込まれていったあたりで、絶好のチャンスがおとずれました。
ダイニングテーブルにて、みんなでお勉強タイムになっていた時です。
長女が漢字テストの練習をしていました。
「あぁ〜おぼえるのたいへん!少しずつ形を変えてくるし、よみかたも1つじゃないし!漢字ってむずかしい!」
待ってました!
ここぞとばかりに、手にはテキストを持った状態で言いました。
「この手のタイプは書くが身につくかもね。」
あらゆるテストを乗り越えてきた男の顔で、ビチッと伝えました。
形を捉えてるのであれば、後は意味さえ理解したら伸びそうだなと思ったので、
「漢字はね、実際にある形から描かれている字が多いんだ。それを象形文字って言うんだよ。」
ここからはネットから象形文字を出してきて、ワイワイ楽しんで、色々な漢字を検索。
「今でいう絵文字みたいなもんだね。」
ポロッと出たパパの言葉でしたが、
「ほんとだ!おもしろいね!」
キャーッ!!!!!
やったぁー!!!!!
面白いって言ってもらえたぁ!!!!!
パパが勉強していたから説得力が倍増したのかは謎ですが(笑)
でもハッキリ見えたのは、パパと娘が同じ立場でお勉強を頑張っていたから、教えられる側に素直さがあったかなぁ〜と思います。
あと、教える側の僕も、教えられる側に寄り添って、いつもより丁寧に伝えていたかなと。
これって、とっても素敵な相乗効果かなと思ったりして。
「パパ、テストがんばってね!」
「パパ、テストはどうだった??」
試験当日も気にかけてくれて、本当に嬉しかったなぁ♪♪
受かったのが分かったら、家族みんな大喜びしてくれました!(迅速に対応してくれたマネージャー陣も喜んでくれました!)
ずっと見ていた次女なんて踊りながら喜んでくれて、ご褒美に抱きついてくれたりして。
「パパがんばったねぇ!」
ママもいっぱいいっぱい褒めてくれて♪
この状況を見て長女は、
「漢字テストがんばるね!」
うわぁ〜!
やる気スイッチ入ってくれてる!!!
それ以降、漢字テストも練習も楽しみながら取り組むようになりました☆彡
いっぱい丸のついたテスト結果も喜んで見せてくれるし、間違った箇所も何で間違ったかをニコニコしながら説明してくれるし!
これで絶対に忘れることはないもんね!
素敵な姿を見せてくれてありがとう!!
『親がお勉強をしている姿を見せると、子どもはお勉強を頑張り出す。』
大成功でした!!!
ただ・・・。
日本遺産検定2級を取得したのは嬉しかったですが。
勉強中にチラチラとテキストを見せ過ぎたかなと。。。
受かった事を知った時の家族の大喜びと共に、刷り込みすぎた罪悪感が、ほんのりと浮き上がってきて。。。
今度は見せる事をメインにするのではなく、しっかりお勉強してるのをたまたま見られちゃったぐらいにしなきゃ。
反省ですm(_ _)m