初冬の京都④ 泉涌寺~雲龍院2018/12/10 伏見からフラりと歩いて、東福寺近くのお寺を訪ねました。何気に行ったのですが、今回一番印象に残る時間を過ごすことになりました。『御寺 泉涌寺』皇室との関わりの深いお寺です。どこへ行っても観光客で溢れている京都にありながら、この、誰もいない感じが、...堂々たる本堂にも、人の姿はなく。ちょっと寂しいくらい。本坊への門をくぐり、お庭を拝見。菊の形の手水鉢皇室ゆかりのお寺とあって、菊の御紋が。そして敷地内には楊貴妃観音という観音様がいらっしゃり、やはり、キレイになりますよう拝んでみたり。山茶花がすごきキレイに咲いていました。楊貴妃にあやかっているかのよう。開きかけの山茶花が、美しい~そして、泉涌寺塔頭のお寺、雲龍院にも寄りました。何気なく行きましたが、ここはとても心休まるところでした。入り口、龍が迎えてくれます。やはり、菊の形の手水鉢いくつかのお部屋が開放されていつ、お部屋の中からお庭を眺めることができます。月窓の間。床の間に、月の形の窓。悟りの間。丸窓と四角窓洛北の源光庵が有名で人も多いけれど、こちらは本当に静かで瞑想できます。悟りの窓。絶妙な窓の明け具合です。美しく庭を見るために、切り取られた障子窓清浄の間。蓮華の間。大輪の間。こちらの椅子に座り、小石に足を乗せると、すごく気持ちよく、ポカポカする。↑瞑想石というもの。↓この広間の景色も、とてもいい。菊の御紋が、誇らしい。本堂にお参り。本堂脇の高野槙さて、こちらではお抹茶がいただけます。しかも、好きなお部屋に運んでくれます。私が選んだのは、大輪の間です。お茶をいただくひとときは、心落ち着きます。好きなお部屋で、庭を眺めながら、いただきます。静かな時間をありがとうございます菊の御紋の、抹茶茶碗静かに更けゆく、初冬の夕暮れ。。京都にいると、一日が長くも思うし、短くも思う。3日目につづく~👀