初冬の京都④ 泉涌寺~雲龍院 | 砂時計365日

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日記、備忘録として。
気ままに撮った写真の整理として。
俳句、山登り、バレーボール、が好き。

2018/12/10 伏見からフラりと歩いて、東福寺近くのお寺を訪ねました。何気に行ったのですが、今回一番印象に残る時間を過ごすことになりました。

『御寺 泉涌寺』
皇室との関わりの深いお寺です。




どこへ行っても観光客で溢れている京都にありながら、
この、誰もいない感じが、...
堂々たる本堂にも、人の姿はなく。
ちょっと寂しいくらい。
本坊への門をくぐり、
お庭を拝見。

菊の形の手水鉢

皇室ゆかりのお寺とあって、菊の御紋が。

そして敷地内には楊貴妃観音という観音様がいらっしゃり、やはり、キレイになりますよう拝んでみたり。
山茶花がすごきキレイに咲いていました。
楊貴妃にあやかっているかのよう。
開きかけの山茶花が、美しい~

そして、
泉涌寺塔頭のお寺、雲龍院にも寄りました。
何気なく行きましたが、ここはとても心休まるところでした。

入り口、龍が迎えてくれます。
やはり、菊の形の手水鉢
いくつかのお部屋が開放されていつ、お部屋の中からお庭を眺めることができます。
月窓の間。床の間に、月の形の窓。
悟りの間。丸窓と四角窓
洛北の源光庵が有名で人も多いけれど、こちらは本当に静かで瞑想できます。
悟りの窓。

絶妙な窓の明け具合です。


美しく庭を見るために、切り取られた障子窓
清浄の間。
蓮華の間。
大輪の間。
こちらの椅子に座り、小石に足を乗せると、すごく気持ちよく、ポカポカする。
↑瞑想石というもの。↓
この広間の景色も、とてもいい。
菊の御紋が、誇らしい。

本堂にお参り。
本堂脇の高野槙

さて、
こちらではお抹茶がいただけます。
しかも、好きなお部屋に運んでくれます。
私が選んだのは、大輪の間です。
お茶をいただくひとときは、心落ち着きます。
好きなお部屋で、庭を眺めながら、いただきます。静かな時間をありがとうございます照れ四角
菊の御紋の、抹茶茶碗

静かに更けゆく、初冬の夕暮れ。。

京都にいると、一日が長くも思うし、短くも思う。3日目につづく~👀右矢印