2018/6/25~26 京都市内からバスに揺られて、大原に。大原は記憶にないくらい昔々、来たことがあるけど、何も覚えてないので、今回の京都旅では一番楽しみにしてきた場所。
里山から奥には比叡山もよく見え、田畑が広がる風景。勢いよく流れる川音に、河鹿蛙の美しい声が絶え間なく...。
泊まるのもホテルはないから、民宿旅館って感じで。すごく静かな時間の流れる里でした。
右奥、比叡山です。

こちらがバスの終点。大原バスターミナル。
バスは1時間に2本ですね。

まずは荷物をおきに宿へ~
こんにちは~


足元の桔梗、素敵。

手ぶらになって夕飯まで周辺を散歩。
ほとんど人はいません。
明るいけど5時~6時くらいです。
この川、河鹿蛙が鳴いていました。
ときどき牛蛙の声も田んぼから聞こえてきて、また、よい感じ。

小さな看板には、登山口と書かれているけど。
誰も歩いてなさそう~。とても一人では行けません。

宿の裏の川。

楽しみぃ~

紫蘇畑がたくさん!
大原はしば漬け発祥の地ということでした。

ここまで散歩。

門はしまっています。もう6時近く。

この辺りにものすごくたくさんあったのが、ユキノシタ。壁面や土手など、あちこちに群生。

白い花がたくさん、と思ったら、これは姫女苑。ヒメジョオン。

春のブログで、ハルジオンとヒメジョオンの違いがあやふやな私でしたが、違いがわかりました(...たぶん。)

これは姫女苑だと思いました。茎が違うかな。
ハルジオン(春紫苑) は春の季語。
ヒメジョオン(姫女苑)は夏の季語。

このあと、夜暗くなってから、先程の川に出てみたら、蛍が舞っていました。
写真は無理で、...。
終わりごろということでしたが、けっこうたくさんいました。
蛍は飛ぶのではなく、舞うのだと、思いました。姿は見えないけど、その淡い光の舞いは幻想的でありながら、たくましくもありました。
静かな静かな、大原の夜
蛍の光と
河鹿蛙の声と
川音と
サラサラと稲田を揺する風
ここに来て良かった
ここに泊まって、良かった~
洛北の川音のなか河鹿笛
蛍舞ふその曲線のゆるやかに / すなみ
2日目が、静かに終わりました。