博多座・舞台「千と千尋の神隠し」 | champagne-bar-tritonのブログ 映画と観劇と浜田省吾

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福岡市にある、「シャンパンバー トリトン」のオーナーです

またも舞台を見に行って来ました!博多座にて。
新キャストを迎え、待望の再演、楽しみに観劇。


博多座・舞台「千と千尋の神隠し」

 


やはり「満員御礼」!さすが、全公演が埋まっているようです。
ゴールデンウイーク最終日だし、大盛況だった。


1幕85分、休憩を挟み、2幕75分という構成。


今回の席は、3階席だけど最前列センブロ。超ド真ん中。
以前も見ているので、新たなキャストを見れればいいと思って。

 


千尋はトリプルキャストですが、上白石萌音ちゃんはラストの3日のみ。
まず1回目は、川栄李奈さんという初参加のキャスト。


小柄だし童顔だし、10歳の小学生を演じるのに違和感なし。
可愛くて、一生懸命に演じている感じでエネルギッシュ。
舞台上を駆け回り、人間の世界に戻るための必死さが伝わってきた。


ハクも今回から参加の、増子敦貴さん。今回一番のお目当て!
ドラマ「体感予報」を見て好きになった、超可愛くて!


生の増子くん、めっちゃ可愛くてかっこよくて素敵だった!

ツルツル、キラキラしてて、爽やかなイケメンで輝いてた~!


難しい役だと思うけど、華麗に舞いポーズを決める姿が良かった。
千尋を助ける優しさと厳しさがあり、二人の交流が微笑ましかった。

 


湯婆婆はWキャストで、羽野晶紀さん。
声が特徴的な方だけど、こんな低いだみ声が出せるんだ!って驚いた。
パワフルで、どこかチャーミングで魅力的な湯婆婆だった。

 

リンもWキャストで、元宝塚の華優希さん。

凛々しくて強くて、シャキシャキした感じがかっこ良かった。

 

次第に千尋を認め、応援してくれる頼もしいお姉さんキャラ。

友情のような絆が芽生える過程が、心温まる。

 


物語は、少女・千尋と両親が、引っ越し先に向かう途中のトンネルで。
八百万の神々の世界に迷い込み、千尋は人間の世界に戻ろうと奮闘する。
千尋が様々な出会いを経て、生きる力を呼び覚まし成長する感動のファンタジー。


演出は前回と同じ。変更点はあったかもしれないけど、分からなかった。
アニメの世界観そのままに、魔法の世界に迷い込んだ感じが楽しい。


パペットが生き生きと躍動し、面白くて可愛らしくて。
黒子たちの活躍が素晴らしくて、技術とテクニックと才能がお見事。


色んな工夫が施されていて、何度見ても感心してしまう。
アナログな手法の中にも仕掛けがあって、本当に飛んでいるみたい。

 


最後に、千尋とハクが一緒に飛ぶ場面は感動と興奮でいっぱい。
ハクを助けようと必死になり勇気を出す千尋は、たくましく成長している。


千尋とハクに愛が芽生えるが、それぞれの居場所に戻っていくのが切ない。
無事に人間界に戻るが、不思議な多くの出会いに思いを馳せるラスト。


とっても感動的で、カテコも大熱狂で大盛り上がりでスタオベとなった。

会場が拍手で沸く一体感、生でないと味わえない良さがある。


川栄李奈さんから「ありがとうございました。」と一言だけご挨拶。
この日の夜公演で、彼女だけ博多座千秋楽なので、かな。
 

 

ひとまず初回は懐かしくて、記憶を呼び戻しておさらいする感じ。

次回は別の角度で、別のキャストで、細部をじっくり見たいと思う。