2023年度「映画マイ・ベストテン」10位~6位 | champagne-bar-tritonのブログ 映画と観劇と浜田省吾

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福岡市にある、「シャンパンバー トリトン」のオーナーです

では、2023年の映画ベストテン、10位から6位まで。
あくまでも個人の好みですが、とっても悩みました~。


10位、「バンバン!」

 


やっぱインド映画が楽しい!インド映画の良さを味わえる作品。

ド派手な怪盗と地味めOLが出会い、世界を救うのか?という。


美男美女が繰り広げるラブロマンスが、とってもロマンティックで素敵だった。
どちらも魅力的で、絢爛豪華なミュージカル場面が楽しくて大興奮。


さらに、カーチェイスに銃撃戦など、激しい壮絶なアクションも満載。
スリリングでハラハラドキドキのお宝争奪戦を、世界を股にかけて展開。


水中戦にまで発展して、凄過ぎて笑っちゃうほどの勢いだった。
最後には、親子愛、家族愛も盛り込み、しっかり感動させられる。
あらゆる要素が詰まっていて、これぞエンタメ!と終始楽しめた。


9位、「シチリア・サマー」

 


美しい少年同士の恋、というのは、それだけで個人的に刺さりまくる。
とにかく二人が美しくて可愛くて、見てるだけでキュンキュンするし癒される。


偶然ぶつかって出会った、育ちも性格もまるで違う二人だったが。
一瞬で惹かれ合い、交流を深める中で絆を育む姿が微笑ましい。


運命的に出会った二人が、やがて激しい恋に落ちるのが自然で。
何気ない触れ合いにもドキドキ、若さが輝いていて眩しいほど素敵。
淡く切ない初恋、青春の煌めき、若さの刹那、その全てが美しい。


だが関係を周囲に気付かれてしまい、愛し合う二人は引き裂かれる。
恋の喜びと同時に痛みを突きつけてきて、切なく苦しくてたまらない。


それでも愛を貫こうとする姿は感動的で、究極の純愛が素敵だった。
実話で悲劇的な結末だが、世に影響を与えたと分かり少し救われた。


8位、「BLUE GIANT」

 


原作は全く知らないし、アニメだし迷いながらも見たら面白くてビックリ!
大興奮&大感動で、めっちゃ泣いた。すでにリバイバル上映まで見たほど。


ジャズを愛する若者たちが出会い、バンドを組んで音楽活動に励む。
トップを目指し、互いに切磋琢磨する友情と絆、青春と成長の物語。


同じ夢や目標に向かって突き進む姿は、美しくてたくましく素敵だった。
夢中になって打ち込む、情熱を注ぐものがあるだけで人生は輝いていく。


彼らが悩み、戸惑いながらも躍進してく姿が熱く、素晴らしかった。
音楽も躍動感に溢れ、本格的な演奏に痺れ、音響の良さが味わえた。


めっちゃ興奮していたら、まさかの悲劇が衝撃的であまりに切なくて・・・。
それでも諦めず、挑み続けるラストに感動し終始楽しめた作品だった。


7位、「劇場版 美しい彼 エターナル」

 


こちらも外すわけにはいかない!DVDまで購入したくらいだしね。
ドラマの大ファンで、映画化されたのがすごく嬉しくて興奮したな。


映画では、同棲生活を送る二人のその後の日々が描かれる。
ラブシーンにキュンキュンしまくり、しっかり期待に応えてくれて良かった!


やはり若く美しい少年同士の恋愛は、崇高で純粋でとっても感動的。
互いを想うあまり、すれ違う二人が切なくてもどかしくてたまらない。


平良のこじらせ具合も可愛いけど、清居の乙女っぷりが最高にニクイ!
素直さを見せる清居の変化と成長ぶりに、感動するし応援したくなる。


色んな困難を乗り越えて、より想いを強くして永遠の愛を誓うラスト。
幻想的なほどの美しさがあり、世界観にウットリの作品だった。


6位、「聖なる復讐者」

 


韓国映画らしい、マイナーな扱いがもったいないほどの隠れた傑作。
あまりに生々しく衝撃的で、半端ないおぞましさで胸を抉る作品。


知的障害のある双子の弟を殺された兄の、壮絶な復讐劇。
不良グループが犯人だと突き止め、彼らを追って少年院に入る。


暴力が蔓延する荒んだ場所で、敵だらけの中奮闘する姿が壮絶で。
容赦ないバイオレンス描写満載で、痛々しくてヒリヒリしまくり。


やがて明らかになる、事件の真相と兄弟の過去が凄まじく驚愕的。
復讐の鬼となり、狂気に染まった兄の覚悟と満身創痍の戦いぶり。


無邪気で純粋な弟と、一人二役で演じたパク・ジニョンがお見事だった。


次々と判明する残酷な真実に、胸糞悪い複雑な余韻を残す。
爽快な復讐劇ではないが、強烈なインパクトを残す衝撃作だった。

 


かなり私らしい、趣味嗜好を濃厚に反映した5作品だったと思う。
上位5作品は、さらにその趣向が強くなる作品ばかりです。(笑)