かつてネズミなどを捕獲して食べていた猫は

ここからビタミンDを吸収していたから

 

体の中にビタミンDを合成する必要がなかったので

自分でビタミンDを作ることができません。

 

家の中で買われている猫は

ネズミを捕ることがないので

フードにビタミンDを配合してあります。

そうしないと 骨がもろくなってしまうからです。

 

 

今はもう考えることはないですが

チャンプを保護したあと

野性味をどの程度残しておいたらいいのだろうと

思っていました。

そんな流れもあって お散歩猫でもありました。

 

 

頻繁に起こる災害などありますが

自分の身は自分で守る力を

残しておいた方がいいのじゃないか

とか思っていました。

 

 

 

 

保護して数年ずっと チャンプの肝臓の数値は悪くて

これはカビ毒など 悪い食べ物を食べたときに起こります。

 

そして慢性腎臓病

これは自分で獲物を捕らず完全栄養食の

フードを食べ続けることでも起こります。

 

 

 

矢印の1番

チャンプは寝てばかりいるようになりました。

 

シニアになったからなのかと思っていました。

お散歩がなんとなく解禁されて

外に出ることが増えると

減っていた体重も増えていきます。

そしていきいいきと。

 

矢印の2番

寒くなって外に出ることがなくなると

急激な体重減少が始まりました。

 

矢印の3番

強制給餌で体重を維持できましたが

やめるとまた体重が減少します。

そして慢性腎臓病と

診断されることになりました。

 

 

ビタミンD 過剰摂取

 元気喪失

 脱水

 多呼吸など

 

 骨密度上昇

 臓器への石灰沈着

 

 腎不全

 

 血液: ビタミンD カルシウム リン 尿素窒素 クレアチニン濃度がすべて上昇

 エックス線: 骨密度上昇、石灰沈着

 肺、気管、腎、心臓、大動脈、消化管、脈絡叢、骨などほぼ全身の臓器の血管壁に石灰が著名に沈着

   ↓

水分補給

コルチコステロイド・ビスホスホネートの投与

 

 

ビタミンD過剰摂取による腎不全

 尿細管に沈着したミネラル

 ↓

 炎症

 ↓

 組織の壊死

 瘢痕化

 ネフロンの喪失

 ↓

 カルシウム尿

 糸球体濾過量減少

 尿比重(尿の濃縮能力)低下

 

 

 

(これにチャンプと飼い主がエプロンをつけるのが

 チャンプの強制給餌スタイル)
 

チャンプはたくさんのフードを持っていて

なんとか消費したいのもあって

療法食以外のものも食べさせています。

 

まだ血液中のリンの濃度が高くはないので

そうできるのですが

療法食となってはいないけれど

療法食と同等なフードも多数あります。

 

 

腎臓病というと

 蛋白質とリンの制限

 老廃物を吸着する成分

しかネットを検索しても出てきませんが

 

もともとの原因についても

考えてもいいのじゃないかと思います。

 

 

 

腎臓の療法食にはビタミンDは少ないみたいですが

そうでないフードにはビタミンDの記載はあっても

含有量を明記していないものもあります。

 

 

フードに入っているビタミンD3

 (コレカルシフォロール)

速やかに吸収される

  ↓

 肝臓で 25-ヒドロキシこれかルシフェロール(カルシトリオール)

  ↓

 腎臓で 1,25-ジヒドロキシコレカルシフェロール(カルシトリオール)

  ↓

 消化管のカルシウムの吸収促進

  ↓

過剰摂取があると

 血中のカルシウム濃度が高まる

 すぐには尿で体外に排出されない

 

ということで

チャンプの血液中のカルシウムを見てみると

 

全然大丈夫。

今のところフードのビタミンDを気にすることなく

手持ちのフードを食べさせてもよさそうです。

 

 

試行錯誤で療養中のチャンプですが

ご自分の子がどういう状態なのかを把握して

フードの選択をしてね。

 

 

余談

ビタミンD

 

水溶性ビタミンと違って

脂溶性ビタミンなので

フードには上限値が設けられています。

成長期や妊娠・授乳期(()内)でも異なります。

 

AAFCO(アメリカ飼料検査官協会)

 フードの乾燥重量1kg中
  280(280)IU~30,080(30,080)IU
 フード100kcal中
  7(7)IU~752(752)IU

 

この基準の数十倍を含むフードがあるので

お気を付けください

(現在どのくらいあるのかは不明)

農林水産省の行う抜き打ち検査には

ビタミンD のチェックは行われていません。

(月に数件チェックされていて しばらく違反はなしとなっていましたが

 どんな検査をされたのかまで調べるのは大変なのでやめました。

 最終掲載今年1月)

(日本でもフードによるビタミンD過剰摂取の被害が結構多く出ているようです)


ビタミンD摂取ルート

 フード

 ビタミンD製剤

 殺鼠剤

 サプリメント誤飲誤食

 乾癬用の軟膏を舐める

 

高カルシウム結晶の原因

 副甲状腺機能亢進症

 カルシウム過剰摂取

 ビタミンD過剰摂取

 がん

 骨の病気

 極端な運動不足

 

 

 

 

  チャンプの食事

 

ふやかすととても食べさせ辛かった

腎臓病療法食ビルバック

 

粒のままあげると いくらでも食べました。

でも

1日3回の1食分は 72粒。

粒のまま強制給餌で食べさせるのはかなり辛い。

 

 

先に粒

そして続いて別のフードをふやかしたのを

食べさせようと思っていましたが

 

必要量食べさせると

食べ過ぎでうぷうぷいうから

3食以上

せめて 5食に分けないと

きつそうです。

 

 

おやつ感覚で フードとフードの合間の時間に

粒を挟んだ方がいいかしら?

 

チャンプと相談した結果

粒のまま食べさせたあとは

ふやかしたフードを食べさせるのは

少し間隔をあけるということになりました。

 

それだったら粒のままで結構食べます。

 

 

 

飼い主が作ったお弁当は

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またね。

 

 

一日も早いご復興をお祈りします。

 

 

 

 

 

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