さて、ミスターケビンさんのご親切に甘えて、

早速、週2回の家庭教師が始まりました。


近所の図書館で行っているとのことで、

私は仕事を終えて、直接図書館へ向かいます。


さて、二人はどこかなー?


図書館には勉強やちょっとした会議みたいなものが出来る様にガラス張りの小部屋が用意されています。

あ、いたいた☺️ 

ガラス越しに様子見する限りでは、ちゃんと勉強やってるみたいです。


うちの娘は落ち着きないので、椅子に半分だけ腰掛けてる感じで、何やら算数の問題を解いている様子です。


で、気がついたんですよね、デスクの上にある甘〜いスナック類。。。

体に悪そうなクッキーとかそういうのがね。

ガスステーション(ガソリンスタンドになんちゃってなコンビニが付いているのが普通)で買って来たでしょ、それ⁉️ って、突っ込みたくなるような品々。


私に気づいて、ミスターケビンさんが笑顔で迎えてくれます。

お嬢さん、がんばってますよ☺️☺️

ありがたきお言葉。

お菓子に目が釘付けの自分😅


あ、お腹が空くと思って、ちょっとおやつ用意したんですけど、どれも初めて食べるって言ってて。

ブラウンシュガーとシナモンのポップタルト、気に入ったみたいですよ。


我が家では、そういうおやつは買ったことがない。ショック😳

娘よ、一度その味をしめたら、もう後には戻れまい😂 


結果からお話しすると、後々、我が家のオヤツのレパートリーには、この怪しきポップタルトがしばらくの間、常備されるようになりました🤣(母は完璧に降参)


その日は初日ということもあり、我が家のお夕飯にご招待。

確かパスタを作ったかと思います。

時間かからないでできるので。


困ったことに、ミスターケビンさんは背が高いのですが、我が家はチビな日本人仕様。


ダイニングテーブルセットも、私の好みで、モロッコスタイルにしてたんです。

背の低い大きなまんまるテーブルを囲むように、小さな椅子がいっぱいあって、天井からは赤いカーテンが吊り下げられている。


わかりますか?

ちょっと怪しげなモロッコ料理のレストラン風をイメージして、ダイニングルームは、壁も暗めの赤で統一して演出していたぐらいです。


そんな感じだったので、ミスターケビンの膝がテーブルに当たってしまいます。

結局はコーヒーテーブルを囲んで、床に直接座るスタイルに。

ごめんなさいね、ミスターケビン。


さて、そろそろおかえりになる時間です。

チャンスを見つけて、やっと、一番気になっていたことを聞いてみます。


ところで、家庭教師の料金は、おいくらお支払いしたらいいでしょう?


しばらく沈黙したあと、ミスターケビンさんがポツリと一言。

僕は家庭教師の料金は、いただきません。


え!?


でも教えることが本業の人に、タダでお願いするのは心苦しいです。

おいくらか教えていただいた方が、はっきり言って助かるのですが。


そして。。。

ミスターケビンなんて言ったと思いますか?

彼の口から出て来た次の一言に、

はっきり言って、私、打ちのめされました。



それって、どういうこと?

さて、私はこれからどうしたら!!??



それでは次回をお楽しみに。


今日も一日、みなさんにとって良い日でありますように。


心のシェルター カモミール

クリエイターのChizでした。



お待たせしました、パート5。


え!?

ミスターケビンにご家族が!?のエピソードです。


ハローミスターケビンさん、

すみません。ご家族団欒のところですか?

お子さん泣いてるみたいですけど、

また後でかけ直した方がいいですか?


ちょっと無言。。


しまった。電話するんじゃなかったかな。。。


すると、

いえ、大丈夫です。

今、学校の校庭にいるんで。

うるさくってすみません、

生徒たちが遊んでるんで。


ホッ😌

(え?何をホッとしてるんだ、私は??)


ご相談ってなんでしょう?


あの、実は、突然なんですけど、娘の家庭教師をお願いできないでしょうか?


ということで、

ミスターケビンは正真正銘の独身が判明し、

そして、ありがたいことに、週2回、娘の家庭教師をしてくれることを引き受けてくれました。


娘は放課後、私の仕事が終わるまで、学校内のの学童保育的なところにお世話になっていましたので、週2回、ミスターケビンが娘を迎えに行き、近所の図書館で勉強を教えてくれると言うことに。


ミスターケビン、もう本当に何処まで優しい人なんでしょう。


でも、家庭教師をお願いしたけど、一体おいくら払えばいいの?

そう、大事なこと、ぜーんぜん決めてなかった😅


次回は、調子に乗る娘と、家庭教師の相場っておいくら? のエピソードをお話ししたいと思います。


それでは今日も、皆さんにとって、良い一日となりますように。


心のシェルター カモミール

クリエイターのChizでした。



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お待たせしました。

今日は、ミスターケビン お願い助けてSOSのエピソード。


娘は、八月半ばから新学期に入り、小学校3年生に進級。

アメリカでは、同じ学年の中でも、少し能力などが突起している生徒を特別教室に招待するという制度があります。

クラスのお友達が担任の先生に教わっている間、同じ科目を特別クラスで受講する、という感じです。

多くの場合、6ヶ月先から1年以上先の授業を受けるという感じす。

本来なら、その子の持っている特別な能力を引き出し伸ばして行く、という制度のはずですが、この学校ではどちらかというと、ちょっと勉強ができる生徒たちに、先へ先へと授業を進める勢いでした。


そんなことを全く知らない私たち親子、3年生から、こちらのクラスへどうぞ〜と招待されるがまま、ポーンと娘を入れてしまった😳


その結果、娘は、特別クラスの新入りただ一人。他のお友達は幼稚園の時からこのクラスの常連たち。みんながもうすでに去年の段階で勉強済みの九九などを、早く追いついてくださいねっ!ってことで、バリバリ叩き込まれる始末に。


もう、かわいそうなのなんのって🥲

そんなの聞いてないよー😅状態。


が、しかし、我が娘は頑張り屋で負けず嫌い。

やる気はあります。

しかし、残念なことに、この子の母は日本育ち。算数の答えには辿り着けますが、その説明がうまく出来ない!うまく教えることって難しいいいいい。

もうどうしましょう。ましてや国語!それって外国語じゃん、英語だよ😅😅😅


ある日、起点のきく母(自分で言うな😝)、親子で四苦八苦、大奮闘の数ヶ月後、良いこと思いついちゃったんです。

そうだ!ミスターケビンにお願いしよう😁


ミスターケビンは、なんと、近所の小学校の、しかも小学校3年生の担任をしていたんです😍

こんなラッキーなことってありますかっ!?


ハロー ミスターケビンさん?

すみません、お願いがあるんですけど。。。

夕方、そろそろお夕飯ぐらいかな?の時間を見計らって電話。


電話の向こうでは、ミスターケビン、そのちょっと離れた感じで、子供の声が。


しまった😣

あ、すみません。もしかしてご家族団欒のところ、お邪魔しちゃいましたか?


ミスターケビンにはご家族が!?


この続きはまた次回に。

 今日もみなさんにとって、良い日でありますように。


心のシェルター カモミール

クリエイターのChizでした。