院長先生。 | スゥのひとりごと

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オカメインコに癒される日々

新しい血圧計を使ってみた。
正常値。
脈拍は速い。
ばくばく。

院長先生に言われた通りに、しばらく手帳につける、予定。
わたしは、あまり先生の言うことを聞かないタイプだけど、血圧手帳を出して、こうやって書くんだよって、先生独特の字で記入してくれたから、なんだか子どもに戻った気分になった。
院長先生、優しいんだ。
わたしが手をはさんで骨折したかもって時もすぐに診てくれたし、産業医だから休職後の復職も許可してくれた。
ご高齢だけど、昔はバリバリの外科医だったんだって。
かっこよかったって、今でもファンのおばさまがたくさんいる。
人に信頼されるタイプ。
だから院長先生になれたんだとわかる。
引き継いだんじゃなくて、自分で病院を作ったの。

昔からの付き合いを大切にしてる感じ。
だから、おじいさんだけどお友達がたくさんいるし、先生同士助け合ってる感じ。

慶應出身。
ああ、そんな感じ。
雰囲気的に、だけど。
優雅だ、ゆとりがある、育ちが良いのがわかる。

病院の壁のあちこちに素敵な大きな絵画がたくさん飾ってある。
有名で高価なものばかりらしい。
それを、おしげもなく、あちこちに飾る。

絵画に詳しい人が、あれはレプリカではないよ、本物だよ、盗まれないか心配だと言っていた。
そっかぁ、と廊下を歩きながら絵画鑑賞をしたりする。

わりと不思議な絵が多い。
たまに怖いのがある。
ムンクの叫び、みたいな。
でも、病院にいながら絵画鑑賞をできるのは楽しい。

先生にはいつまでも元気でいてほしいな。
信頼、尊敬できる先生って、そうはいない。
たくさん病院に行ってるけど、がっかりする先生の方が多い。

血圧手帳、書くの頑張ろう。