皆さま
「魂を視る畳職人【和】の物語」が
早くも帰ってきました。
なんと宇宙バージョンです。
詳しくは本文をお読みください。
前回のお話しはこちらからお読みください。
https://ameblo.jp/chamamitsu0523/entry-12760183560.html
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「魂を視る畳職人【和】の物語」
～宇宙バージョン⑫～
地球で魂を視る畳職人として活躍を
始めた和（なごみ）、ようやく宇宙との
繋がりを深めていったのです。
そのことが、和にとっての人生を転換させる
スイッチにもなっていました。
畳職人として、新しい作品を創り、
順風満帆に見える和でしたが、気になることが
あったのです。
それは、小学生の頃に離ればなれになった
従兄弟、洋（よう）の存在でした。
和と洋は、従兄弟同士でしたが、とても
気があったのです。
もちろん、宇宙の惑星にいた頃も仲良し
でした。
たまたま地球行きのチケットが当たり、
ふたりとも同じ時期に地球にやってきたのです。
地球にいる和も洋もそのことは、忘れて
いましたが、普通じゃない結びつきを感じて
いました。
和が、学校でも攻撃され、家族の不仲に
強烈な孤独感や無価値感に苛まれているとき、
洋と会うと、なぜだか忘れることができたのです。
和は洋と会うと、一気に波動が上がりました。
だから、波動の低い出来事のことは、感じることが
できなくなるのです。
逆に洋も、それは同じでした。
和は、不思議と「洋はどうしているかな？」と
思うことが増えたのです。
それから、ふたりは、自然な形で
再会を果たします。
それこそ数十年ぶりです。
和は、畳職人として仕事を始めて
ずいぶんと経ってからでした。
洋は、小学生の頃に外国に行っていましたが、
それ以来ぶりの再会だったのです。
和は畳職人、洋は絨毯職人になっていたのも
何かの縁かもしれません。
和は、洋との再会を魂の底から歓びました。
和は洋と離ればなれになり、ずっと
「いつか、洋と普通に会って、普通に話しがしたい」
ただ、それだけを願っていたのです。
だから、和は洋との再会をして、普通に
居酒屋に言って、普通に話しをしました。
話しは尽きることがありません。
お互いの思い出話や、ここまでのプロセスを
徹底的に話したのです。
和と洋の目はお互い輝きっぱなしでした。
そんな時間を過ごし、地球での地球ならではの
感動を味わっていたのです。
今度は、そう、和と洋は、新しいステージに
入ってゆきました。
【終わり】
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