皆さま
「魂を視る畳職人【和】の物語」が
早くも帰ってきました。
なんと宇宙バージョンです。
詳しくは本文をお読みください。
前回のお話しはこちらからお読みください。
https://ameblo.jp/chamamitsu0523/entry-12759142997.html
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【自己紹介】
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「魂を視る畳職人【和】の物語」
～宇宙バージョン⑦～
地球で畳職人になる和（なごみ）は、
自分の左眼が見えないことは、他の人と
違うことだと知り、家族の心配もあり、
不安にもなりました。
でも、目をつぶると出てくる白い神様の
存在で、心落ち着かせて生きてゆきます。
宇宙の惑星からやってきている和は、
小学校や中学校という団体に入っても、
なぜだか目立ちました。
もしかしたら、自分は光っているのか？
とでも思うほど、人が寄ってくるのです。
和は、毎日クラスの全員と話すことが
あるほど、多くの友だちにも恵まれました。
でも、逆に、和をよく思わない子どもたちも
いたのです。
そんなとき、和は、いわれのない言葉を
かけられ、攻撃をされました。
なんで、こんな目に遭うのだろうと
自分を呪うこともありましたが、和は、
周囲の友人たちの存在もあり、なんとか
学生生活を勧めてゆくのです。
和は、こうして人との違い、を認識しながらも
自分の知恵をどこからか引き出し、地球で
生き抜いてゆきました。
そんな和でしたが、和を悩ませることが
他にもあったのです。
それが、家族関係でした。
父と母の不仲、それは、純粋な和にとって、
とても哀しい出来事だったのです。
そのような場面は、和にとっては、
逃げ出したくなる気持ちになりました。
それから、父は、和の元に現れることは
なくなったのです。
母と妹との３人暮らしになりました。
和は母となぜだかうまくいきません。
もう、その頃、それが自分が宇宙の惑星で
設定してきたこととは、忘れています。
お母さんは、和に様々なきつい言葉を
投げかけました。
受け止めきれない和は、泣いて、母に
言い返すのです。
その言葉のエネルギーは増幅を極めて、
母に大きな言葉を言わせることになりました。
「産まなければよかったんだ」
和にとっても衝撃が大きすぎました。
もう、和もその設定を忘れているからです。
和は、その後、スイッチが切れたように、
畳の上に寝転がり、目を閉じるのです。
白い神様は、それでも微笑んでくれて
いました。
和は、止まらぬ涙を流し、そのまま
眠っていたのです。
【終わり】
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