皆さま
「パン屋になったワタゲの物語」
新シリーズです。
前回の物語はこちらからお読みください。
https://ameblo.jp/chamamitsu0523/entry-12754056993.html
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「パン屋になったワタゲの物語」
～今の仕事を続けられるのか？～
広告のデザインの仕事をしている
ワタゲ。
ワタゲは、自宅待機中に手書きの広告の
魅力にハマり、楽しみました。
でも、仕事が本格再開をすることもあり、
手書きの広告を書くことはなくなっていったのです。
「今まで、できたのだから大丈夫」
ワタゲは、そう、自分に言い聞かせて
再び、広告のデザインの仕事に打ち込むことに
なりました。
「安定した給料」
これもまたワタゲにとっては、魅力的な
ものであったのです。
でも、やっぱり、忙しい日々を送りました。
ワタゲは、段々と疲れを感じています。
「この働き方は、私に合っているの？」
「こうまでして働かなくてはいけないの？」
やるせない気持ちも湧き上がって
きました。
ワタゲは、試行錯誤してこのデザインの仕事を
続けられるように、工夫をしてゆきます。
でも、でも、どうしても気持ちが乗りません。
「単純作業と捉えよう」
何度も、そうワタゲは自分に言い聞かせます。
でも、違和感がそれを上回ってしまうのです。
「なぜ、みんなは平気なのだろう？」
そんな風にワタゲは同僚を見てしまうこと、
そんな自分をワタゲは責めてしまいました。
それでも、広告のデザインの仕事をがんばっている
ワタゲ、ある日のことです。
いつものクライアントに、提出した
広告、虫の居所が悪かったのか、
「こんなの売れるか！」
「やり直してくれ！」
ワタゲは、強烈な言葉を浴びせられました。
そのときに、ワタゲの何かがプッツリと
切れた感覚があったのです。
「わたし、会社、辞めるよ」
【終わり】
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