皆さま
「あなたと共に生きた龍の物語」
前回の物語はこちらからお読みいただけます。
https://ameblo.jp/chamamitsu0523/entry-12752715626.html
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
-----------------------------------------------------------------------------
「あなたと共に生きた龍の物語」
~メッセージを送り続ける龍~
龍がずっと一緒にいる女の子は、
大人になってゆきました。
龍は、女の子が大人になっていくのは
うれしく思っていましたが、自分のことを
忘れていってしまっているようで、少し
寂しさも感じていたのです。
でも、龍は、女の子が人生の道から逸れないように、
愛のメッセージを送り続けました。
龍は、女の子がこれからやりたいことも
知っているからです。
そこに行き着くためのプロセスが
あることも知っていました。
だから、夢の中で女の子にメッセージを
送り続けるのです。
龍は、女の子が、心優しき魂で、
敏感で繊細で、人の気持ちに寄り添えることを
知っていました。
だからこそ、女の子は、小さい頃に
意地悪もされる経験もしてきたのです。
人の痛みがわかるように、女の子は
成長していきました。
龍は、そのことを知っていたからこそ
グッとこらえて、女の子のことを見護り
続けることができたのです。
でも、心を痛めているときは、いつもよりも
ずっと暖かく女の子を包み込みました。
そうして、龍は、女の子がこれから
どんな道を目指すのかをすでに知っているかの
ように、スムーズに進めるよう手配をして
ゆくのです。
そう、女の子は、人の心に寄り添える
愛を伝えることができる伝道師になって
ゆくことを龍は知っていました。
女の子は、それからいろいろな経験を
してゆきます。
事務の仕事をしていましたが、急に
パンが好きになってパン屋さんで働いたりも
しました。
目の前に置かれたお茶のチラシをみて、
心惹かれて、お茶に詳しくもなったのです。
しばらく平坦だった女の子の人生は、
めまぐるしく変わってゆきました。
龍は、全て必要な経験なんだよと、
女の子に語り掛けます。
知ってか知らずか、女の子は、
自分がこんな経験をするのはなんでだろう?
と、疑問に思いながら毎日必死に生きて
いました。