皆さま
「魂を視る畳職人【和】の物語」です。
前回の物語はこちらからお読みください。
https://ameblo.jp/chamamitsu0523/entry-12751560722.html
それでは、その続きを書いていきますね。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「魂を視る畳職人【和】の物語」
~こんな形で願いが叶うとは思わなかった④~
左眼が見えない畳職人の和(なごみ)は、
二十年ぶりに従兄弟の洋と再会を果たします。
洋は、また絨毯職人になっており、
和の新しい畳制作に力を貸すことになりました。
「共同創造」
和の畳対する確かな、クオリティ、
洋の絨毯職人としての斬新な、アイデア。
これが、相まって、出来上がってゆく
その新しい畳、そこに込められた想いの数々。
どうして、依頼者の初老の男性を
視ても視えなかった魂、不思議なメッセージの
意味も、繋がりを果たす。
和と洋の想像を超える共同創造。
出来上がった畳は、その名の通り、
今までに無い新しい畳でした。
まさに、畳と絨毯の融合、和と洋の融合、
溶け合うようにひとつになっていったのです。
統合されゆく世界を象徴しているかの
ようでした。
和と洋は、初老の男性にその畳を
納品しにゆきます。
初老の男性は、その出来映えに
言葉を失っているようでした。
そこから感じるエネルギーに、言葉を
忘れさせられているのかと、錯覚するほどの
エネルギー。
和と洋も、納得し、その畳を
しっかりと納めてゆきました。
和と洋に関わってきた多くの魂の
統合がその時、果たされていったのです。