皆さま
オウムのちゃまみつもまだまだ成長しながら、
生きている最中です。
下記から今までの物語を読むことができますよ。
嫌なことなんて、起きないほうがいいですよね。
私もやっぱりそう思います。
でも、どうしたって嫌なことも起きます。
そんなとき、どうしたらいいのかを
オウムのちゃまみつの経験から教えてもらいました。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「嫌なことが起きたときの心構えをする物語」
~オウムにも嫌なことあるさ~
オウムのちゃまみつは、生きているだけでも
幸せだったと気が付いたことがありました。
そうなったはいいけど、ちゃまみつは
不思議に思っていることがあります。
「せっかく幸せになったのに、嫌なことが起きるんだ」
そう、ちゃまみつは、幸せになったら
嫌なことだって起きないと思っていたのです。
でも、実際はそうではありません。
嫌だなと思うことは、起こるのです。
それが、本当の意味でこの世の中を
生きるということなのだと思います。
でも、ちゃまみつは、今までとは
違いました。
嫌なことが起きて、嫌だ嫌だと見ないように
して、事がどんどん大きくなっていく。
これがちゃまみつの昔からのパターンです。
で、どうしようもなくなって、なんとか
しようとする。
でも、なんともならないので、心の奥底に
溜め込むことにする。
幸せに気が付いたちゃまみつは、
そのパターンには収まりませんでした。
嫌だなあと思うことが起きたとき、
それは、それはちゃまみつだって
嫌なんです。
でも、あることを知っていたのです。
「嫌なことが起きたときは、自分の思い込みに気が付くチャンス」
そして、
「嫌だと思うといいうことは、その思い込みが不要だってこと」
ちゃまみつは、それを知っていたので、
嫌なことが起きたとき、闇雲にネガティブに
沈まないようになっていました。
これって、この世の中を生きる上で、
とても重要なことだと思うのです。
ちゃまみつは、なぜだか、心無い
言葉を使うオウムに会うようになっていました。
その度にちゃまみつは、とても
悲しい思いをしています。
「なんで、そんなことを言うのだろう?」
「同じオウムの仲間なのに」
そこで、ちゃまみつは、それが何を
意味をしているのか、考えるように
なっていました。
そこには、ちゃまみつの作り上げた
マイルール・思い込みがあったのです。
「取り返しのつかない言葉を使ってはいけない」
ちゃまみつは、そのことを幼少期に
受けたことがあって、激しく禁止していたのです。
だから、そのルール、もう手放そうよって
ことで、心無い言葉を使うオウムが目の前に
現れていたのでした。
ちゃまみつは、そのことに気が付き、
深く納得したのです。
「こんな思い込みは、もういらないな」
ちゃまみつは、こうして、また不要な思い込みを
手放していきました。
嫌なことが起きたとき、そのことを
知っているだけでも、慌てふためきません。
ある意味、少し嫌な気分を味わったら、
気持ちを切り替えて考え始めることができます。
こうして、どんどんとオウムたちは、この世の中で
軽くなって生きていくことができるようになるのです。
ちゃまみつは、仲間であるオウムたちが
生きる歓びを感じ、生きやすくなって、軽くなっている
そんなこの世の中を想像して、今日も生きてゆきます。
「いつも気づきをありがとう」
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。