皆さま
オウムのちゃまみつの物語は、
下記から読むことができますよ。
生きていれば、色々な気分を味わいます。
味わいたくない気分も正直言ってありますよね。
真面目な私たちは、それじゃだめだと、
前を向こうとします。
でも、無理をすると大変です。
ちゃまみつが、いい方法を教えてくれました。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「無理に前を向かなくていいと思える物語」
~オウムだって色々あるさ~
オウムのちゃまみつは、落ち込んでいました。
あんまりそんな姿を見せない
ちゃまみつでしたが、なんだか
隠すこともできなかったのです。
無理に、前向きになろうとか
発言をポジティブにしようとか、
笑顔を増やそうとか、しようと
しましたが、できませんでした。
というか、もしかしたらちゃまみつは、
そんな風に無理をすることを心の底では
したくなかったのかもしれません。
「無理に前向きになる必要なんてない」
ちゃまみつは、しばらく落ち込んだ
気分を感じながら、そう気が付いたのです。
なぜ、気が付いたのかはわかりません。
晴れ渡る空が教えてくれたのか、
立派な白い雲が教えてくれたのか、
そこに佇む木々が教えてくれたのか、
わかりません。
それでも、ちゃまみつは、そう気が付きました。
今までずっと、どうにかこうにか
前向きになろうとがんばっていたのです。
「もう、いいんだよ」
そんな風にも言われた気もしています。
落ち込むときだって、悲しいときだって、
不安なときだって、怖いときだって、
生きていれば色々な気分を味わうことに
なります。
それが、湧いてくる自分も愛すべき自分なのです。
ちゃまみつは、その日から湧いてくる
あんまり味わいたくない感情も認めて
あげることにしました。
「それだと、もっと辛くなるのでは?」
そんな風にも思いましたが、意外にも
そんな感情は、居場所を見つけたかのように
心が少し軽くなったのです。
ちゃまみつは、そんな自分をさらに
愛せそうな気もしてきました。
心が軽くなったちゃまみつは、その通り
羽も軽くなったのか、軽やかに大空へ
飛んでゆきます。
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。