皆さま

 

オウムのちゃまみつの奮闘物語は、

下記から読むことができますよ。

 

私自身もそうなのですが、幸せだなあと

思い出す前に、なぜだかとてつもなく辛い時期が

やってきたのです。

 

今振り返ってみるとこういうことなんだなと

気が付きました。

 

オウムのちゃまみつも私と同じような

体験をしていたようですね。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「幸せになる前に苦しい出来事が起きる真相物語」

~オウムが小動物に話しを聞く~

 

オウムのちゃまみつは、今は平穏で

内から湧きあがる幸せ感と共に生きています。

 

そのこともあってなのか、オウムのちゃまみつの

元には多くの小動物が話しを聞きにきたりするのです。

 

この日もお散歩をしながらリスがやってきました。

 

リスは、これから幸せに生きたいと思い、

生き始めていたのです。

 

「オウムさん、幸せになりたいのに」

「なぜだか苦しい思いばかり」

「どうしたらいいの?」

 

リスは小さな手で必死に、身振り手振り

オウムのちゃまみつに伝えました。

 

オウムのちゃまみつは、羽を緩めて

力を抜きます。

 

オウムのちゃまみつは、そうして

リスのお話しをしばらく聞いていました。

 

それで、オウムのちゃまみつは、自分の

体験と照らし合わせます。

 

そう、オウムのちゃまみつは、今では

とても幸せであると心から感じてましたが、

苦しいと感じる時期も長らくあったのです。

 

その一番厳しかった時期というのは、

幸せだと思い出す直前のことでした。

 

そのころは、あれやこれやと、いろいろな

感情が湧きあがってくるのです。

 

その多くは、ネガティブなものでした。

 

本当の自分に出会う前に、多くの

作り上げられた偽物の自分と会うことが

とてつもなく辛かったのです。

 

「親に大切にされなかった自分」

「親に暴力を振るわれた自分」

「毎日同級生に意地悪をされた自分」

「価値がないと思う自分」

「うまくいくわけないと思う自分」

「捨てられる自分」

「生きていても邪魔な自分」

 

「・・・」

 

そうした作り上げられた自分が、幸せになる前に、

次から次へと現れてくるのです。

 

だから、オウムのちゃまみつは、辛かったのです。

 

「こんなんじゃ、幸せになれるはずがない」

 

何度もそう思いました。

 

だから、リスがなぜ辛いのかもよくわかったのです。

 

オウムのちゃまみつは、そのことを

リスに伝えることにします。

 

「リスさん、必ずその先に、本当の自分がいるから」

「絶対に諦めないで」

「大丈夫だから」

「僕もそうだったから」

 

リスは、辛すぎたのか、オウムのちゃまみつの

お話しが響いたのか、涙を流します。

 

オウムのちゃまみつが、本当に言いたかったこと、

そのネガティブだったり、自分を責めるような、

自分を否定するような、感覚というのは、

本当の自分ではないということ。

 

それは、作り上げられた自分であるということ。

 

その先に必ず本当の自分がいるということ。

 

だから、出会うことができるまで、辛い思いを

するかもしれないけど、続けてみて欲しいということ。

 

もちろん、自分で決めるしかないこと。

 

オウムのちゃまみつは、そんなことを自分の

生の体験から伝えることができました。

 

作り上げられた自分が、本当の自分ではないと

納得していくことで、手放していくことで、その先に

本当の自分が待っていて、湧きあがる幸せ感が

待っていることを。

 

オウムのちゃまみつは、自分を信じるように

リスを信じて送り出すことにしました。

 

オウムのちゃまみつは、リスの小さな頭を

柔らかな羽で撫でて、飛び立ってゆきます。

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。