皆さま

 

オウムのちゃまみつが戻ってきています。

下記から以前の物語を読むことができますよ。

 

せっかく生きておりましたら、居心地の

良い場所や時間を長く過ごしたいなあと

思う今日この頃です。

 

オウムのちゃまみつが、いろいろと

体験しているようですね。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「居心地の悪い場に居続ける必要はない物語」

~オウムが一瞬の迷いをみせる~

 

オウムのちゃまみつの休暇は

続いていました。

 

いろいろと自分を振り返ったり、

とても貴重な時間を過ごすことが

できています。

 

それから、オウムのちゃまみつは、

久しぶりに実家に帰ることにしました。

 

なんだか帰った方がいいような、

そんな気分になったのです。

 

オウムのちゃまみつは、羽を広げて

実家の方に飛んでゆきます。

 

そうして飛んでいくと、オウムの

ちゃまみつの育った街が見えてきました。

 

すると、数羽のオウムが飛んでいることに

気が付きます。

 

それは、よく見ると、オウムのちゃまみつの

同級生たちだったのです。

 

少しだけ挨拶を交わして、オウムの

ちゃまみつは、その飛行の輪に加わって

みました。

 

それこそ、なぜオウムのちゃまみつが

その輪に加わったのかは、自分でも

わかりません。

 

そのオウムたちは、ちゃまみつを

小さい頃、意地悪をしていたのです。

 

そのときと、オウムたちの態度は

大きくは変わっていませんでした。

 

オウムのちゃまみつは、一気に

居心地が悪くなっていきます。

 

「あ、居心地が悪い」

 

そう、思いながらも、オウムのちゃまみつは、

癖のように、この居心地の悪い環境だって

なんとか前向きに、良き環境だと思う必要が

あると思い込もうとしていました。

 

「あ、またやっちゃった」

 

オウムのちゃまみつは、大きく首を

振って、その輪から軽く挨拶をして

抜けていったのです。

 

その中の一羽のオウムが、スピードを

上げて、オウムのちゃまみつに近寄って

きましたが、オウムのちゃまみつは、昔とは

違う、ハッキリとした態度を見せました。

 

そうすると、その一羽のオウムも

自然と元居た大群の輪の中に帰って

いきます。

 

そう、もう居心地の悪い場に自分を

居続けさせる必要なんて、ないのです。

 

もちろん、それを選ぶのも自分なので

好きにしたっていいわけです。

 

でも、オウムのちゃまみつのように

癖のようにその居心地の悪い場に

居続けようとしてしまうことも、あったり

します。

 

「居心地の悪い場で修行?」

 

そういう体験も必要な時期もあるかも

しれません。

 

もういいやと思える人は、わざわざ

居心地の悪い場に居続ける必要なんて

ないですよね。

 

居心地の良い場所で、過ごせる時間を

増やしていきたいものです。

 

オウムのちゃまみつは、そんな集団を抜け出し

母と妹が待つ実家へと羽を広げるのでした。

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。