皆さま
まだ、オウムのちゃまみつが
居てくれています。
以前の物語は下記からお読みくださいね。
なんだかんだ、若い頃のようには
いきませんが、健康な身体を持たせて
もらいました。
これって本当に感謝ですね。
ありがたすぎます。
だから、そんな健康な身体だからこそ
できることをやっていきたいなあと、
静かに感じております。
それでは、詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
-----------------------------------------------------------------------------
「健康って宝物だと気が付く物語」
~オウムが感謝する~
オウムのちゃまみつは、ふと自分の
羽、くちばし、目、身体に意識を向けました。
オウムのちゃまみつは、左羽がうまく
動かせないことはありますが、それ以外は
いたって健康な身体を持っています。
それから、オウムのちゃまみつは、そんな
健康な身体に対して、今になってようやく
感謝が湧くようになりました。
過去には、いろいろな辛いことが重なり
自暴自棄になったこともあります。
自分の健康に気が付くことさえありませんでした。
だから、感謝をすることなどありませんでした。
それでも、いろいろなオウムとしての
経験を経て、今に至ります。
いろいろなオウムを見てきました。
お金やご飯などに不自由することなく
裕福なオウムたちもいたのです。
でも、その中には健康ではなくなり、
自由に動くこともままならないオウムたちも
いました。
裕福であっても、健康な身体がないと
とても生活には難儀しているようにも感じたのです。
もちろん、健康な身体ではなくても、幸せに
生きているオウムもたくさんいることは、
オウムのちゃまみつも知っています。
でも、今のオウムのちゃまみつは、この健康な
身体があることで、看板を書く仕事もできるし、
看板教室で多くのオウムの生徒に書き方を
教えることもできます。
自由に飛び回ることができます。
そのことって、本当に何事にも代えがたかったり
します。
オウムのちゃまみつは、そのことを
静かに感じていました。
「僕はお医者さんじゃないから」
「病気のオウムを治すことはできないけど」
「自分の生き方を通じて、多くのオウムが」
「今より幸せになれるよう、生きていきたいな」
「それが、僕自身の歓びでもあり」
「楽しく生きる生き方だから」
オウムのちゃまみつは、いつも
動いてくれている自分の身体を
右羽でさすってあげながら、感謝を
しました。
「いつもありがとう」
そうして、少し曲がった左羽を
自然と広げて、これまた自然に
大空へと飛び立つのです。
【終わり】
-------------------------------------------------------------------
執筆依頼なども承っております。
-------------------------------------------------------------------
この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。