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【ミニ小説コーナー】
オウムのちゃまみつの一生物語
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【ミニ小説コーナー】オウムのちゃまみつの一生物語
~お母さんとの別れ編~
前回の物語はこちらです。
オウムのちゃまみつが
この世に生まれてきて
最初に見たのが、どうしても
見たかった優しいお母さんの
笑顔でした。
(以下ちゃまみつ)
ちゃまみつはその優しい笑顔を
しっかりと記憶に残しました。
しかし、不穏な足音はどんどん
ちゃまみつとそのお母さんのもとへ
近づいてきています。
間もなく、足音が止みました。
鈍い金属音がしたと思ったら、
大きな手袋をした人間の手が
伸びてきたのです。
小さなちゃまみつは、人間の手によって
どこかへ連れていかれたのです。
ちゃまみつのお母さんは驚いていましたが、
大きな声で鳴きました。
しかし、人間は振り返りもせず
ちゃまみつをそこから
連れ出しました。
ちゃまみつはこの世に生まれて早々
寄り添って暮らそうと思っていた
優しいお母さんと別れることになったのです。
ちゃまみつにしても、お母さんにしても
とても残酷と思わざるを得ない場面でした。
【続く】
【次回予定】
未定
また、次回お会いしましょう。
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