皆さま

 

最近良く行く公園の池では

 

鴨の赤ちゃんがたくさん生まれています。

 

日々見ていると大きくなっていき、

 

その成長を見るのも楽しいものです。

 

では「道端で起きている幸せを綴る物語」の

第64作目を書いていきたいと思います。

 

「楽しく生きたいと思い始めた麦穂さんが道案内をしてもらった物語」

 

不安でいっぱいだった時期の前回のお話しはこちらです。

生きていることが不安な麦穂さんが道案内をしてもらった物語

安心を少し感じ始めた前回のお話しはこちらです。

安心な自分を感じ始めた麦穂さんが道案内をしてもらった物語

 

麦穂さんは働く30歳代の女性です。

 

ずっと漠然とした不安に襲われていて

 

生きることが不安で苦しんでいた

 

麦穂さんは「安心散歩」に出会い

 

自分が不安の世界にいることに気が付き、

 

安心の世界に足を踏み入れていました。

 

安心を知ることで、今度は次に進みたくなり

 

「安心・楽しいランニング」を麦穂さんは

 

始めました。

 

楽しい人生を生きたいと麦穂さんは思うことが

 

できるようになったようです。

 

麦穂さんは楽しい人生って何だろう?と

 

具体的にはわからないようでした。

 

麦穂さんは不思議な感覚を感じていました。

 

楽しい人生を生きたいけど、どうしてよいか

 

わからない。

 

何かが埋まっていないような感じです。

 

ある種の不足感のようなものかもしれません。

 

すると、しばらくして麦穂さんはその

 

不足感のようなものを埋めるためなのか

 

行動をするようになりました。

 

「自分の好きだったり楽しかった思い出を思い出してみたり」

 

「今やっていて楽しいことを改めてやってみたり」

 

「仕事の中で楽しいと思えることを多くやってみたり」

 

「お休みの日に思い切ってやってみたかったことやったり」

 

麦穂さんは時間もお金もエネルギーも費やして

 

楽しいことをやり始めたのです。

 

ある日、日課にしている安心楽しいランニングをしていると

 

あの安心散歩や安心楽しいランニングを教えてくれた

 

60歳代くらいの女性に会いました。

 

麦穂さんは何だか嬉しくなりました。

 

今までに2回とも偶然に出会いましたが、

 

その両方で麦穂さんにとって大きな転機となったからです。

 

「元気そうね」と女性は麦穂さんに優しく声をかけました。

 

麦穂さんは女性に「楽しい人生を生きたくなった」と

 

嬉しい報告をしました。

 

すると、女性はある場所に案内すると言いました。

 

女性は麦穂さんを道案内したのです。

 

そこは、公民館のようなところで

 

中に入ると子どもたちが大勢いました。

 

独りの子どもが壇上に立って、

 

何やらみんなに向かって話しています。

 

その内容は自分が今まで生きてきて

 

楽しかったことや学べたこと良き思い出など

 

聞いていて心地よくなるような内容でした。

 

そこでは、定期的に子どもたちが集まって

 

スピーチをする場になっているようでした。

 

麦穂さんは子どもたちのスピーチを聞いて、

 

ハッとしました。

 

「私も不安で生きる前はお話しすることが大好きだったな」

 

麦穂さんは不安で不安で仕方がなくなる前は

 

人前でもお話しをすることが得意で、好きでした。

 

いつしか不安になって人前で話すのも避けるようになっていたのです。

 

麦穂さんは思い出したようです。

 

しばらくすると、麦穂さんは

 

「私もこの不安だった人生を楽しく生きられるようになった体験談を語りたい」

 

「体験談を通して同じように苦しむ人たちの役に立ってみたい」という

 

強い想いが湧きあがってきたようです。

 

麦穂さんはそれから少しずつですが、

 

友人に体験談を話してみたりブログを通じて発信したりと

 

その想いを語るようになりました。

 

そんな想いに同調する人も増えてきたようで、

 

どんどんと麦穂さんは楽しい人生を生きるようなった

 

ようです。

 

麦穂さんはスピーチしていた子どもたちとの出会いや

 

女性がスピーチ会場へ道案内してくれたことなど

 

様々な偶然に感謝しました。

 

【終わり】

 

皆さまいかがでしたでしょうか。

 

麦穂さんは随分と生き方が

 

変わったように見えますね。

 

不安だった人生が楽しく生きる人生に

 

変わったら・・・考えただけでも

 

その変化がもたらす感動は相当なものだと

 

思います。

 

現在、不自由や不安を感じる人生を送っている人が

このブログを読んで少しでも新たな一歩を踏み出してくれる

きっかけになったら嬉しく思っています。

世の中には親切な人は意外といます。

そんな願いを込めて書いています。

 

何か生きる上でのヒントになりましたら幸いです。

 

皆さまよろしくお願いいたします。