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Personal Conditioning Lab T.N.P

【福岡のパーソナルトレーナー 山田大介が日々の仕事や生活、感じたことを日記にしています。】

今日の夜、TVでルパン三世をやってました。


「ルパンVS複製人間」


確か僕が産まれた1978年に


劇場で放映された作品だったと思います。



その内容は遺伝子操作やクローン人間の話。


よくよく考えてみれば、30年も前の作品ですが、


今の世の中に反映していますね。


モンキーパンチさん。すげぇ~。



今は髪の毛や爪でも遺伝子がわかる時代。


つい先日、冤罪で釈放された足利事件の菅家さん。


これも科学が進歩し、DNA鑑定によって


関連性が低いと証明されました。



大学の講義である先生が言っていました。


今、国では10万人超のデータを集め、


30年かけた遺伝子の研究が行われているそうです。


がんや生活習慣病、危険因子に関する遺伝子の反応など、


これから多くのことが解明されていくそうです。



現時点でも多くのことが解明され、


例えばあなたはがんになりやすい体質とか


タバコの影響がでやすいとかわかるそうです。


そういったものはありがたいですね。



ただ、これ以外にも産まれてくる子どものことや


運動能力、IQ、体質などもわかるみたいです。


遺伝子科学が発達することは素晴らしいことですが


わかってほしくないこともありますね。



最近では親が子どもの唾液から


速筋と遅筋の判別をお願いして


スポーツを選ばせたりしていますが、それもどうかなと思います。


確かに強い選手を作りたいのであれば


いいかもしれませんが、子どもの個性や気持ちを


無視することになるのではないかと思います。



ルパン三世を観ながら、ふと考えてしまいました。



ちなみに知ってました?


持久系の能力が高い子どもが欲しければ


男性の遺伝子は関係なく、母親の遺伝子が大きく影響します。


これはミトコンドリアが関わってくるのですが、


精子にはミトコンドリアがないためこうなるのです。


これだけでは判断するのは良くないですが、


実際に科学的にはわかっていることです。


なんか、こうやって考えるのもいいのか?悪いのか?


難しいところです。



ルパン三世は僕にとって



ドラゴンボールと同じくらい大好きなアニメです。


そして、その内容はすごく社会や人間というもの


表現している作品が多いです。


ルパンよ!永遠に!


近年、テレビや雑誌でよく耳にする


「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」。



女性は肌にいいからといって豚足を食べたり、


おじいちゃん、おばあちゃんは膝に効くといって


サプリメントを飲んだりしていますが、


実は、経口摂取は科学的根拠がほとんどないって知ってました?


それを信じて摂取したことによるプラセボ効果は別として


コラーゲンに対しての実証結果は多少あるのですが、


ヒアルロン酸に関しては皆無に等しいのです。


逆に効果がないという研究のほうが多いくらいです。



テレビCMとかも良く放映されていますが、


実際には痛みがなくなったとか、


効果があったとかははっきりと表現せず、


間接的に効果があるようなコメントや映像を流して、


視聴者に効果あるというイメージをもたせています。


まぁ、そのあたりは商売としてはうまいなと思うのですが・・・



芸能人とかがコラーゲン入りの鍋なんか食べて


お肌にいいですからというコメントをしますが、


考えようによっては視聴者をだましていることにもなるので、


放送する側も注意が必要だと思います。


それだけ、テレビの影響は大きいですからね。



現時点でははっきりしていないのが正しい答えですが、


利用者もその点を理解しないといけないですし、


トレーナーもそういう情報を伝えないといけないですね。


今日はスポーツの動きの「コツ」について


最近感じたことを少し書きたいと思います。



コツは実体的に存在しているものでなく、


運動を実施している中で主観や感覚のもと構成されたものだと思います。


また、科学では解明しにくいもので、数値化、データ化


するのが難しいことも言えるでしょう。



科学は動きを客観化し、主観や感覚が無視されやすい。


しかし、実際のパフォーマンスは選手の主観的、


感覚的動作によって最終的には決定します。


つまり、その中でコツは重要な役割を担っていると言えます。



コツは個人だけ直観する感覚的、主観的なコツと


誰もが共感する共通性のあるコツが


あるのではないでしょうか?



監督、コーチ、指導者、トレーナーは


コツの違いを考慮し、主観と客観のズレをすり合わせ、


選手にコツをつかませることが大切だと思います。


有能なコーチほどそれが上手だと思います。



最後にコツをつかませる指導ポイントをまとめてみました。


①科学だけを研究している研究者はコツをつかませることは難しい。


②指導者の経験と感覚も重要であり、そのスポーツの運動経験と

  指導経験が必要である。


③選手の個人特性(性格、知識力、技術力)を把握する。


④客観的な情報とコツの種類を認識したうえで、経験に基づく

  主観的な助言を提供し、意識化させる。



コツを主観と客観の両方で表現できるようになれば


スポーツはもっと発展することになると思います。


そういった研究をこれからしていきたいですし、


その差を埋められるトレーナーになりたいですね。