SSC② | Personal Conditioning Lab T.N.P

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【福岡のパーソナルトレーナー 山田大介が日々の仕事や生活、感じたことを日記にしています。】

先日、SSCについて少し書きましたが、


今日はスポーツの中でのSSCについて書きたいと思います。


一般的にわかりやすいのが


ジャンプ動作におけるしゃがみこむ反動動作だったり


ランニング時における接地からのキックだったりします。



また、少しわかりにくいですが、


バッティング時における腹斜筋でのSSC、


ランニング時における腸腰筋でのSSCなどがあります。


日本人のバッターとメジャーリーガーでは


この腹斜筋の使い方に大きな違いがあったり、


世界のトップアスプリンターと日本のスプリンターでは


腸腰筋の使い方に違いにあらわれてきます。


実際はこれらは競技に大きく影響していることがいえます。



トレーニングを導入する際、


当然、ウエイトトレーニングでも反動を使ったり、


プライオメトリクスを導入したり


メディシンボールを使ったりしますが、


ベーシックトレーニングからスペシャルなトレーニング


に移行していく必要があります。



そして、競技力を向上させるためには


さらにそれに伴う技術を向上させなければなりません。


いくらSSCの働きを向上させても


それを効率よく利用する技術が伴ってないと意味がありません。



そのあたりがトレーニングと技術の間にある溝というか


トレーニング=技術の向上 とならない部分ではないかと思います。


技術力を向上させるためには、もちろん技術練習をしなければなりませんが、


トレーニングと技術を結びつけて行くこと大切だと思います。



スポーツ動作には多くのSSCの要素が含まれています。


トレーニングだけではなく、スポーツそのもの動きを考えないと


競技力は向上しません。



「動きをトレーニングする」



僕はこれが大事だと思います。