へ~~~あの八芳園の庭園を!?
赤坂の庭師 仙石荘太郎って方が
ここも手掛けられたんだって
初めての場所ってワクワクしますね。
今回は9つある都立文化財庭園のひとつ、
殿ヶ谷戸庭園(随冝園)を訪ねて来ました。
◆庭師 「仙石」 仙石荘太郎
今は東京たてもの園に移築された
高橋是清邸の庭園や白金台の八芳園を
手掛けたという赤坂の庭師
随冝園と名付けられた当時の面影を
残しているのは次郎弁天池のみだそう
過去ブログ
<アクセス>
九段下駅…(東西線)…中野駅…(JR中央線)…国分寺市 ⇒ 約45分
新宿駅…(JR中央線・特快)…国分寺市 ⇒ 約20分
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2023.12.10.Sun
今週末も暖かで、お天道様に感謝です。
この日は国分寺の三ヶ所を巡りました。
・国指定名称 殿ヶ谷戸庭園(随冝園)
・お鷹の道・真姿の池湧水群
・奈良時代創建、武蔵国分寺
ではでは、まずは午前中に訪ねた
殿ヶ谷戸庭園(随冝園)をご案内~♪
殿ヶ谷戸庭園(随冝園) 紅葉亭
9:00
庭園へはJR国分寺駅南口から
迷うことナシ、徒歩2分です。
└(=^‥^=)┐♪
◆殿ヶ谷戸庭園(随冝園) ≪HP≫
とのがやとていえん(ずいぎえん)
南満州鉄道副総裁から貴族院にもなった
江口定條氏の別荘「随冝園」(大正2~4)を
三菱合資会社の取締役 岩崎彦彌太氏が
江口家から昭和4年に買い取り、昭和9年
母屋「紅葉亭」や武蔵野段丘を利用した
回遊式庭園を完成させたのがはじまり。
昭和49年に都が買収・整備し、有料庭園
として開園。平成23年に殿ヶ谷戸庭園
(随冝園)として国の名勝に指定される。
何でも昭和初期の国分寺南口一帯は
岩崎家の所有地だったそうでして
ゴルフ場まであったと聞きますから驚きです!
紅葉シーズンですし、さぞや行列が…と
若干の覚悟はして訪ねた訳ですが、
ここかな? (o゚д゚o) 誰もおらんがよ。
そしてそして私の後ろに続く者ナシ。
一歩踏み入れるとも~~~空気が違うの!
駅前から続いていたノイズもピタリと止んだ
緑の中をランラララ~ン♪ヽ(^。^)ノ
正門
アプローチは、飛び交う野鳥の姿に声に
足止めされてなかなか進めません。(´艸`)
メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリたちです。
売札所にいらした職員さんたちは
とっても朗らかで笑顔で迎えてくださり、
「ああこの場所、好きだなぁ」 なんて
お庭を拝見する前からそう感じました。
何処とは言いませんが、不愛想な券売所
って・・・ありますよ。 (亠_亠)
面積は32,123.59㎡ですから
東京ドームの半分以下くらいの広さです。
反時計まわりで拝見させていただきます。
└(=^‥^=)┐♪
最初に目にした大芝生の広場は
松の緑がとっても美しかったのですが
写真は花木園の紅葉からです。
後ろから訪問者がぼちぼちと見え始めて
キモチが焦っちゃった。 (*^皿^*)
なんか一番いい時に訪ねた~って感じ。
こちらのイロハモミジは 「赤」 ではなく
ほとんどが 「オレンジ」 です。
こういう品種なのかもしれません。
これもまたお上品でいいですね~♡
本日晴天、かつ無風。
朝陽がまぶちい/☆ 萩のトンネル。
えーっと、萩の花は9月中旬頃です。
φ(ー ̄*)memo 再訪決定!と。
藤棚
藤の花はGWの前後。
この藤は岩崎財閥の別荘時代から
あるのだそうです。
φ(ー ̄*)memo 再訪の価値あり!と。
マンリョウ(万両)
??? あーなんだっけ
「見てみて~ここに咲いてるわよ~」 と
前を歩いていたご婦人が手招きします。
(≧∀≦) あんですか~?
キチジョウソウ(吉祥草)
遊歩道に沿って植えられた吉祥草の花が
落ち葉をかき分けると小さく咲いていました。
(o´艸`) (´艸`) かわいいわね~♡
◆キチジョウソウ(吉祥草)
開花 : 9~12月。
別名 : キチジョウラン(吉祥蘭)
カンノンラン(観音蘭)
関東以西の低地や樹林内で見られる。
この花が咲くと家に良い事(吉祥)が起きる
という中国の言い伝えがあり縁起のいい花。
庭の下草や根締としてよく使われる。
武蔵野の森を模したという皇居東御苑にも
たしか咲いてましたよ。 d(^◇^)
ツワブキ(石蕗)
これから野の花が少ない季節になるので
見付けるとウレシイです。
…と、ここで案内ボランティアのおふたりに
お声を掛けていただきました。
そして庭園内に咲く野草の話を伺いました。
2月…菊咲一華、節分草
3月…春蘭、片栗、猩々袴、菊桃
4月、5月、6月と花のファイルを拝見。
つまりは、「ここは年間楽しいぞ」 って事。
私はすっかりその気になりました。(>艸<)
φ(ー ̄*)memo
菊咲一華(キクザキイチゲ)は是非とも!
階段を下りまーす♪
と、この回遊庭園の楽しさ、素晴らしさは
このような \高低差/ にあります!!
武蔵野大地・国分寺崖線上の立地を選び
それを活かして別荘・庭園を創っちゃう
センスの良さ♡ には敬服いたします。
なんのなんのヾノ゚∀゚*) 財力財力
オレンジ色のモミジ
上段は日本的な松の緑(繁栄の象徴)に
青い芝生が広がる洋風っぱい近代庭園。
下段は武蔵野の竹林や雑木林の中を
野草や苔を愛でながら歩んでゆく趣向で
モミジが囲む湧水池を置く和風庭園。
上段下段で情緒がガラリと変わる工夫と
奥ゆかしさがここにはあります。
そして何より、巡る小径の高低差によって
眺める景色の中に人の姿が入らない!!
いや前を行く人は別ですよ。 (^m^)
“ひとりを楽しむ” のにホント言い場所♡
尚雀は竹藪 竹林好きなので
ここは一番のお気に入りになりました。
竹の小径
ここから見上げたモミジの美しさったら♪
JAPA~~~N♪ o(≧◇≦)o
φ(ー ̄*)memo
茨城のМちゃんは青紅葉が好きなので
初夏になったら連れてきてあげよう。
そのお礼は麹町 秋本の鰻でよし・・・と。
あーん、私のこんな写真では (≧△≦)
モミジの遠近の美しさが伝わりませーん。
手前にはモミジのカーテンが覆っていて
その隙間から斜面のモミジを垣間見てます。
拡大するとこんな感じ。 ↓
都内にもこんな紅葉スポットがあったのかと
今まで知らなかったのを後悔しました。
下はクマザサが群生しています。
竹やら笹やら、パンダと好みが同じなので
私は嬉しくてたまりません♪
ヤブコウジ (十両/藪柑子)
年の瀬が迫ってきましたからね♪
ここで、十両、千両、万両、熊笹、裏白を
見ていたら、今年も(茨)Мちゃんちから届く
正月の餅が楽しみでたまらなくなりました。
(^|0|^) 海苔餅と豆餅も頼むよー
いやいやいや餅の前にケーキやろうもん。
いやいやいやケーキの前に・・・
~(0 0)~
次郎弁天池
なーんて妄想の翼を広げかけていたら
目の前にはもう次郎弁天池でした。 (*^皿^*)
φ(ー ̄*)memo
この庭園は三歩進んで二歩下がる♪
くらいの歩き方がちょうどよい。
雪吊り
これが庭師 仙石荘太郎氏による作庭が
現存している場所かぁ・・・ (o゚д゚o) おぉぉぉ
って、写真じゃちっとも見えないでしょ(笑)
手前を明るくすると紅葉が真っ白に飛んで
これが私の限界なのです。 (*^皿^*)
◆次郎弁天池 ※説明看板抜粋
武蔵野台地に降った雨は、関東ローム層に浸透し、
その下の砂礫層を通過して不透水層に達すると、
地下水となり段丘面下(ハケ)より湧水が湧き出す。
この池は江口家から岩崎家に譲られた際、形が
造り変えられ現在の形になっている。
園内
☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆
ブロ友わらびさんに教えていただいた事を加筆します。 d( ̄o ̄)
この説明板に書かれている「黒ボク土」についてです。
右から左に語りますが (^┰^)ゞ これは縄文人が数千年もかけて
草原に火を放っては作ってきた肥沃な土なんですって。
実はそのせいで一気にというか数千年かけてだけど、
二酸化炭素が増えたってことになるそうです。
じゃあじゃあCO2問題は近代文明のせいだけじゃなかったってこと?
知らんかった~、ビックリしたわ~、またひとつお利口さんになった。
☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆
池の奥から湧き水が出ています。
見上げると紅葉亭(こうようてい)です。
└(=^‥^=)┐♪ 行こ
紅葉亭
10~15人くらいの人が休憩(紅葉観賞)
していたので、紅葉亭の写真はありません。
↓ どんなところか。
※パンフのまんま
数寄屋作り風の茶室。
その名の通り、池にかかる見事な
イロハモミジの紅葉が見下ろせます。
茶会、句会などに利用できます。
和室10畳+和室6畳
半日4000円、一日8000円 と。
池を振り返りながら登っていきます。
楽々到着! ヽ(^。^)ノ
紅葉亭 / 鹿おどし
井戸水を利用して造られた鹿おどしの音が
カーン・・・カーン・・・・・・風流ですな~♪
鹿おどし・・・の “おどし” の部分はこの下ね (^m^)
休憩処の横には小さな池がありました。
あ・・・・・(|||▽ )
ここで嫌~なことを思い出しました。
茨城のМちゃんが私をよく脅す台詞です。
М 「水場とカエルと蛇はセットだからネ♡」
水のある所は必ずニョロが居るからと
爬虫類好きの彼女は笑顔で言います。
(≧△≦)艸 イヤ~~~
今日はこれから水辺を歩くというのに…
どうかみんな冬眠しててくれと祈るばかり。
(>人<) どうかどうかどうか
さあ2時間も居てないと思います。
一周巡って振り出しの売札所のそばまで
戻ってきました。
上段 大芝生の広場
疑問・・・あの三兄弟は何の植物が
包まれているのでしょーーーか?
霜避け・コモ巻き
野鳥の声は方々から聴こえていますが
唯一写真に撮れたのがこの子、ハクセキレイ♡
尾っぽフリフリウォークがとっても可愛い。
ハクセキレイ(白鶺鴒) ♂
□( ̄-( ̄) ングング
ということで
これで殿ヶ谷戸庭園の散策はおしまいです。
訪問者がだんだん増えてきていて
やっぱり開園一番乗りに間違いはナシ!
例えば、雪景色・・・例えば、新緑・・・
今回は何度も訪ねたくなる場所を見付けました。
あーんだけど身体はひとつ。
休日の遊び配分に来年も悩んじゃうのかなあ。
(´艸`) うふふふ
竹に来よ 梅に来よとや 親雀
小林一茶
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こちらがイッセーミヤケの掛布団
カバーのピンク系オレンジ系です。
クッションカバーも揃えていたので
すが、とうの昔にサヨナラしました。
チャマ君、何故だか疲れた顔をして
ます。憂う事でもあったのでしょうか。
こんな時の写真も撮ってあるくらい
だから、母ちゃんにしつこく構われた
あとなのかもしれませんね。
三角筋ガッチリ・・・男盛りです♡
<2012年1月9日 14歳 やれやれ>
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